先日、かつての先輩と『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』という”暗闇のソーシャルエンターテインメント”へ行って来ました。これは参加者同士がグループを組み、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートで中を探検していくもの。完全に視覚がシャットダウンされるため、五感を働かせながら暗闇の中で対話し視覚以外の感覚やコミュニケーションの大切さ、人の温かさなんていうのも感じ取ることができるんです。最近、メディアでも多く取り上げられているみたいで、ドイツをはじめ日本ではすでに約10万人が体験しているみたいです。
当初は、見知らぬ人と暗闇を共にするなんて…、という不安の方が大きかったんですが、暗闇の中で「ヤシロ、しゃがみます!」とか「ヤシロ、ココにいます!」なんてみんなで声をかけ合い、助け合いながらの暗闇探検は不思議と楽しく、人の温かさなんていうのも素直に感じられました。「目に見えているものだけがすべてじゃない」、頭ではわかっていても、大半は視覚からの情報でしか物事を考えていなかった気がします。すごく貴重でおもしろい体験でした。ちょっと何かが研ぎ澄まされた感じ(笑)? とにかく非日常な経験が新鮮に感じました。
ちょっと興味がある人、はたまた毎日の生活に疲れてしまった人や何かを思い出したい人なんかにもオススメかもしれません。現在は東京の外苑前会場にて開催中なので、気になる人はチェックしてみてください♪