ついこのあいだ、おかしな夢を見た。しかも登場人物が、マンボ編集長、表紙のツボさん、とあと女子スタッフ一人という、夢に出てくるような出来事は特に何もなかったメンツである。夢の中では、自分がなぜかBARをオープンしたことになっており、その最初の客としてこの三人がお祝いをかねて駆けつけてくれたらしい。「ようこそ、ようこそ♪」と奥のテーブルにうやうやしく案内し、私ははりきってカクテルを作りはじめた。シェーカーを振っているこのあたりでは、まあまあシャレた雰囲気の夢だったのだが、さてカクテルをグラスに注ぐ時点でしだいにおかしなことになってきた。グラスになぜか靴を使い、しかもその靴というのがスタイリッシュでもなんでもない、ただのビジネスシューズやスニーカー、大きさも紳士用からベビー用、そのうちはきつぶされた靴まで出てきて、注いでも足りないわ、溢れるわ、臭うわで、この靴じゃない、この靴も違う…あーでもないこーでもないと、フキンを片手にジタバタしている自分がいて、奥のテーブルではチーンと無言の三人がおとなしく座ってステキなカクテルが出されるのを待っていた。気持ちは焦るが夢の中で思うように体が動かず…そしてとうとう夜が明けてしまった。あわてて三人を見ると、三人ともグッタリとテーブルに突っ伏している。「あ、あの~…靴は無理があったようで…(汗)。普通のグラスを使って今すぐ…」と言うと、三人が口をそろえて「もう、いいです…」とフラフラ店を出て行く、というところで目が覚めた。な、何だ何だ? 今のは夢?? 夢でよかったとはいえ、あの三人の後ろ姿が、気まずすぎだ~! しかもカクテルを結局出せなかったわけで、非常に後味の悪い目覚めである。あ~なんでこんな夢見ちまったんだぁ~~。とりあえず、まもなく〆切前のドタバタがまたはじまる。夢が現実とならないよう、気を引き締めて…特に「靴」と「カクテル」には要注意…って、意味不明すぎるキーワードなんですけど〜(汗)。