最近、よくひざかけをした女性ライダーを見かける。わたしの周りだけなのかもしれないが、学校付近を走るスクーター系のバイクに乗った女の子たちがよくひざかけをしている。個人的には嫌いじゃないし、まあ、まるでこたつでぬくぬくしているようなほのぼのした姿が、単純に可愛らしいなあとは思う。が、ほら、何年か前は長〜いマフラーがからまって危ないと言われていたので、ひざ掛けはどうなんだろうかと目撃するたびにじーっと目で追いかけてしまう。今のところ、とくにズルズルとひざかけを風になびかせて走っている子はいなさそうなので、さほど不安は感じられないが、しかしバイクに乗っている姿が「可愛い」というのは時代だな〜としみじみ感じる。そういえば一昔前は車に乗る女性に対して「可愛い」という形容はされなかったハズ。でも今「可愛い」と言われても違和感のない女性ドライバーは多い。もしかすると、将来的にバイクも、より身近な乗り物として位置づけられた場合、女性ライダー像は「可愛い」方向へ向かっていくのだろうか。客観的に興味がある一方で確信しているのは、自分はきっとそのころには「化石ライダー」なんだろうなということである…(苦笑)。