最近、スズキのスーパーキャリーに各種軽トラックと、バイクを積載できるクルマの物色に余念がないやたぐわぁです。…が、気になるクルマがもう1台増えてしまいました!
ええ本日、行ってきましたホンダの新しい軽自動車・N-VAN発表会。…もう、結果から言ってしまうと、バイクを積むトランスポーターとしてかなりいい感じの仕上がりです! 実際に僕自身の手でバイクを積んだワケではないですが、開発陣の話を聞くにバイクのトランスポーターとしての機能にもずいぶんこだわっているようす。なんでも2輪部門も巻き込んでアレコレ積みながら検証したらしいのですが、このあたりはぜひ実車の登場を待って、実際に色々な車両、モノを積んで使い勝手を検証してみたいと思います。
車両をみてまず驚いたのは、もう最初からフックポイントがあることだ。…いきなり視点がずれてそうだが、バイク雑誌編集部員としてはこれがかなり重要なチェックポイントだ。というのもバイクを車に積む場合、バイクが車内で倒れたり、グラグラ動かないようにタイダウンベルトなどを使って固定する必要がある。そこで困るのはそのフックをかける場所なのだ。積載が考慮されたトラックならまだしも、乗用車だとフックのかけどころに悩むものなのだ。重たいバイクがずれないように固定するのだから、相当な力に耐えられるようなフックポイントが必要だし、位置もかなり重要。このN-VANにはそのためのフックポイントが8ヶ所も設けてあり、運転席以外のシートをフルフラットにすると、そのフックポイントが現れるのだ。
それもなんだか位置どりが秀逸すぎる。助手席足元の左右に2ヶ所。中央部に2ヶ所、後部の荷室に4ヶ所と、バイクのフロントフォーク、シート&ステップ、タンデムステップステーと、どこからでもタイダウンベルトを引くことができるじゃないか! 「ぜひとも、バイクを積んで出かけてください!」と言わんばかりの配置なのだ。うーむ、さすがはバイクメーカーでもあるホンダの仕事だ!
次に驚いたのはフロアの低さ。かなり低床でパッと見でひざの高さぐらいしかない。これならバイクを積むためのラダーも短くて済むし、第一積みやすくて降ろしやすいにちがいない。
ついでに天井の高さもチェック! N-VANには2種類のルーフタイプがあり、バイクを積むなら当然天井が高い方がいいだろう。グレードで言えば『G』、『L』、『+STYLE FAN』がターゲット。ただ重たいバイクを積んで、高速道路で遠征するならターボはあった方がいい。となるとバイク乗り的視点で選ぶなら、天井が高くてターボ付きが選択できる『+STYLE FAN』がベストなチョイスかな?
最後に、やっぱり気になるカスタマイズパーツ! これがこのモデルはものすごく豊富。さらに積載能力を高めるルーフキャリアはもちろん。アウトドア遊びもかなり意識しているようで、車中泊アイテムがかなり豊富。外部電源引き込みキットや吊り棚、パネルなどを増設するための汎用のM6ボルト穴など、なんだか遊び心をくすぐるアイテム、機構が目白押しなんだよね。これはアクセサリーパーツのカタログを見ているだけでどんどん夢が広がっていく。うーん、個人的なトランスポーターは軽トラックで心が決まりかけていたんだが、こうなると軽バンも視野にいれねばならないなぁ…。ぜひ現物を借りて、いろんな車両を積んで走ってみなければなるまい!(自分が試したいだけだろ!)
CONTACT
- 問い合わせ先
- Hondaお客様センター
- 電話番号
- 0120-112010
- URL
- https://www.honda.co.jp/N-VAN/
by うな2018/7/13 20:58
私が読んだ記事によりますと、現行車だとゴールドウィングとアフリカツイン以外は積めるとか。本当かどうかはわりませんけど、2輪部門と相当協議しながら開発したそうなのでかなり使えそうですね。何か私も欲しくなって来ました。クロスカブ増車しちゃおうかな?!
by やたぐわぁ2018/7/13 22:06
大きなバイクを積めなくとも、高速に乗れない125クラスを積んで、現地でトコトコ遊ぶのがおもしろそうです。しかも、きちんと車に2人乗れる状態でバイクを積めるようこだわったそうです。