酔わせないスキル

我が家の子供たちは、少々乗り物酔いしやすい傾向にあります。ですので、子供と一緒にバスやタクシーに乗ったりすると(たまにですけどね)、運転手がどういう運転をするかがけっこう気になったりします。運転が荒い人だと、すぐに酔ってしまうので…。

 

ブレーキを踏むタイミングが遅いためにフロントサスがギュゥッと縮まり、完全に停止したときに「バッコン!」と大きく元に戻る。こういったピッチングの挙動が大きな運転をする運転手さんも少なからずいて、こういうクルマに乗ると子供が酔いやすいだけでなく、そもそも乗っていて快適ではありませんよね。発進の際も、1速でグワーンと引っ張って(お客さんは後ろにのけぞる)、クラッチを切って(今度は前のめりになる)、ガツンと2速に入れて再加速(また後ろにのけぞる)…といった挙動が大きいと「運転の仕方でずいぶんとお客さんはラクになるのになぁ…」と、なんだかモヤモヤイライラした感じになってしまいます。路面のデコボコによる揺れはどうしようもないことですけど、頭を前後に揺さぶられるような挙動は、運転しだいでだいぶ軽減できますから。

 

といっても、ここで書きたいのは「ムカつくんだぜコノヤロウ」的なことではなくてですね。別に、怒りに燃えてキーボードを叩いているわけではありません(笑)。こういう場面に出会うと「人の振り見て我が振り直せ」なんだろうなぁと。そんな風に思うのですよ。あとは何と言うか、人の運転が気になるってことは、つまり「自分はうまい」とか思い込んでるってことじゃないの? それって慢心じゃないの?と、そんなことも思いはじめてしまうんですよね。「危ない危ない…。暗黒面に落ちるところだった…」「いやしかし、そういう自意識があるということこそが、もしかしたら慢心ではないのか?」と。考え始めるとキリがありません(笑)。

 

ともあれ、運転しだいで同乗者が酔う・酔わないってありますよね。ボクも仕事でクルマを運転する機会が多いですし、たまにはバイクでタンデムもします。ボクもまだまだヘタクソなので、こういうスキルを磨いていきたいなぁと思いますね。

マンボサイトー

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マンボサイトー

「マンボ」というニックネームはマンボウ似であることから名付けられ、当初はかなり嫌がっていたものの、最近ではそれほど気にならなくなってきた。ビッグバイクよりも中小排気量 の方が好き、人気車種よりもマイナー車の方が好き、というあまのじゃくな性格の持ち主でもある。

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