本日、ホンダの新型VTRの発表会に行ってきました!
仕事柄、「一番欲しいバイクって何ですか?」という質問を受けることがときどきあるのですが、そんな質問に対してボクは「VTRです」と答えていたりします(いやこれ本当の話)。そのくらい、VTRというのはお気に入りバイクだったので、新型が出るというニュースを聞いて興味津々。試乗はできなかったのですが、じっくり見てきましたよ~。
新型は具体的にどこが変わったのかというと、前後タイヤがラジアル化しております! そして「タイプLD」という、ローダウン仕様が追加されました! もちろん、ただ単にラジアルタイヤを履かせたというわけではなく、前後サスペンションのセッティングも変更しております。また「タイプLD」の方もただ単にシートのアンコ抜きをしてシート高を下げたわけではなく、サスペンション設定によって下げているんですね。シート形状などは同じなので、見た目にはまったく違いがわからないほど。
今回の新型VTRは完全なるブランニューモデルではないし、マイナーチェンジといっても外観はほとんど変わっていないように見えるため、ニュースとして地味かもしれません。しかし、そこには開発者の熱い思いが詰まっているんですよね。開発者の方に話を聞いたのですが、ホント、細かいところまで手が入っているんです。たとえば、タイヤをラジアルにして偏平率が変わったことで、若干、タイヤ径が小さくなっているんですよね。となると、スピードメーターにも若干の誤差が出てしまうため、メーターのプログラミングも変えているのだとか。見た目にはまっっっったく気付きようがないところですが、マイナーチェンジっていうのはそんなところまで手を加える作業なんだな~と、感慨深いものがありました。
新型VTRについては次号(8月発売号ですけどね)、タンデムスタイルで紹介しますので、ぜひご期待ください。