山形は本日、花笠踊り

タンスタの姉妹誌、『風まかせ』の取材で山形県は蔵王に来ているのだが…暑い。なんだかすごく暑いのである。とくに山頂付近のキャンプ場で涼しい夜を過ごし、今朝は快適に目覚めたたせいか、12時過ぎにふもとの山形駅まで山道を下ってきてみれば…、10度以上も違う気温にクラクラしている。なんだか空気まで重く、密度が濃い感じ。…いや標高差がこれだけあれば実際に密度も違うのだろうけど、まぁ、アツイのだ。一緒に走っているライダーの情報では、バイクのメーターに付いている気温計が40度を表示したとかしないとか。

 

…で、なんでわざわざ涼しい山の上から下りてきたかというと、昼飯に‶冷やしラーメン”を食べるためである。冷やし中華ではなくあくまで冷やしラーメン。執筆担当のライダーさんいわく、「山形の夏の風物詩だからね、食べておいて損はないよ」なんてことだったので、軽い気持ちでワインディングを下ってきたのだが、いやぁ、大正解だね。暑さのせいも大いにあると思うが、これがうまい。人間、暑いと涼をとったり、なんなりいろいろ考えるんだねぇ。山形にはこの他にも、‟涼を売る”手段として冷やしシャンプーなるものもあるのだとか…。

 

まぁ、これも気になるが、とにかくこの暑い場所に長居は無用。昨日今日は、花笠踊りで盛り上がるそうだが、我々バイク乗りはメシを食ったらさっさと雲上の涼しい世界へ戻るとしよう。そうそう、冷やしラーメンが気になる人は、9月6日発売の『風まかせ』にて。

やたぐわぁ

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やたぐわぁ

本名/谷田貝 洋暁。「なるようになるさ」と万事、右から左へと受け流し、悠々自適、お気楽な人生を願うも、世の中はそう甘くない。実際は来る者は拒めず、去る者は追えずの消極的野心家。何事にも楽しみを見いだせるのがウリ(長所なのか? コレ)だが、そのわりに慌てていることが多い。自分自身が怒ることに一番嫌悪感を感じ、人生の大半を笑って過ごすことに成功している、迷える本誌編集長の44歳。

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