歳をとってゆくことへの、ワクワクドキドキ

気が付かないうちに高校野球が始まっていて、さらに終わっていた。サッカーのワールドカップといい、ツール・ド・フランスといい、高校野球といい、以前はすごくテンションを上げて見ていたスポーツにまったく興味がわかなくなっている。プロ野球だって、子どものころは、ちょうど今のボクの年齢くらいだった父やオジサンたちが見入っていたのに、まったく興味がわかないのだ。さらに音楽にしても、10代の後半から20代前半にかけて食費を大幅にけずってまでCDの購入費用にあてていたのに、新しい音源を買いたいと思うことがまずない。仕事に追われて、一般的な休日が作れない余裕のない生活を送っているからなのか、はたまた、現代の40代半ばの人はみな同じような感覚に悩まされているだろうか? 

ふと、もしかしたら入ってくる情報が多すぎるのかもという仮説も持ち上がった。仕事がらなるべく多くの情報を入手しようとしているけれど、インターネットの発達で、20年前と比べたらとてつもない量の情報が、けっこうムリヤリ流れ込んできている気がするのだ。それらの情報をうまく整理できずに頭のなかでオーバーフロー、その影響で本来入れておきたい情報まで入ってこなくなっているという…。さらに、年齢が年齢だけに、老化によるところもあるかもしれない…。といった具合にどうも思考がマイナス方向に向き気味なのも気になるところだ。

ただ、そんな状況を楽しんでいる自分がいるのも事実だ。年老いて体力や考える能力が落ちて行くことも、ある意味一つの未知への冒険だし、さばききれない情報量をうまくさばけるようになったら、それはそれできっとすごく楽しい領域に到達できるんじゃ…、なんて可能性にときめいたり。なんとも、とりとめのない内容になってしまったけれども、同世代の人たちがどんな考えなのか、ぜひとも知りたいところだ。

タロー

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タロー

自転車にはじまり、バイク・車と自分で運転できるモノに乗っているだけで喜びを感じてしまうアラフォー。初めてラジオで聴いたヴァン・ヘイレンの「ホワイ・キャント・ジス・ビー・ラブ」以来HR/HMにはまり、着る服はタイトなモノが多い。ただし楽器類はまるっきしダメ。最近脇腹についた肉におびえ、全盛期は昼飯に弁当2つは当たり前だったのが1つをビクビクしながら食べている気弱なオヤジ。

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