日本のバイクファンなら、ビギナーからベテランまで誰もが気になっているだろう話題のあいつ、YZF-R25(ワイゼットエフ・アール・トゥーファイブ)の国内仕様に乗っちゃいました! というのも、ヤマハのYZF-R25のスペシャルサイトの動画撮影のお仕事をタンスタの姉妹誌Under400の編集長としていただいたのだ。
↓YZF-R25のスペシャルサイト
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/sportsbike/yzf-r25/special/sp/
お仕事の内容はマシンを走らせながらその感想を実況するというもの。うーん、乗った感想を文字を使って文章化することなら、このタンスタ本誌をはじめ、いろんなところでやってきたから、まぁ勝手知ったるなんとかではあるのだが、しゃべりや動画となるとまったくの専門外。というより僕個人的にはニガテな分野でして…、正直、大変苦戦しました。ただね、乗りながらのコメントってやつをやってみると、同じインプレッションでも普段、自分が感じたことを、どうやって文章化していたのか、そのプロセスがよくわかる。ま、何が言いたいかっていうと、カメラの前で気の利いたコメントが言えなかったってことだ(笑)。そんなことも含めて、笑いながら観てみてくださいな。
さて本題。皆さんが知りたいのは、そんなことではなくR25がどんなバイクだったかだろう。ということで、タンスタ本誌やアンダー400本誌に先駆けて、ちょっとだけその感想を書いちゃいます。
またがった印象は“とにかく足つきがいい”。ライバルたちよりもかなりスリムに絞られた車体によってかなり足が下に出しやすいのだ。通常、バイクにまたがると少なからずマタを物理的に広げることになるものなのだが、それがほとんどないのがスゴイ。オフ車並といってもいいぐらいのスリムさにまず驚かされた。
そして走り出して最初に感じたのは、‶すんげぇ乗りやすい“ということだ。パラレルツインのエンジンはいたってなめらかで、スムーズに回る。ただ、その分、がつがつとしたパワフル感はないが、低速からトルクがあって、すごく扱いやすいのだ。ただ、こう書いてしまうと、「YZF-R25遅いバイクなんだな?」なんて邪推されてしまいそうだけど、そんなことはない。このエンジン、回せば‶すんげぇブン回る”のだ。日常生活やちょっと峠を流す程度の走りで使うのは、せいぜい7000回転(6速・7000rpmで90km/h強)まででだろう。そこから、カンカンっとギヤを2つ落として、回転数を1万回転ぐらいまでに引き上げてやれば、それはもうどこまでも伸び上る! なんせ、レブリミッターは1万4000回転である…、いやぁ、ぶったまげた! この感覚はまるで昔懐かしいレーサーレプ…
…おっと、これ以上書いてしまうと誌面で書くことがなくなっちまう(笑)。ってことで、続きは12月6日発売のアンダー400の49号にて。この号ではYZF-R25の特集ページを16ページにわたって組む予定だから、乞う、ご期待!