一片の悔いもなく終わりたい

年に一度、この時期になると、とあるゴルフクラブの忘年会をかねた総会で、父親世代の方たちとお会いするのが恒例になっている。メンバーは70年代前後に現役バリバリだった人たちがメインで、現在の年齢は80代から60代後半が中心。外見だけで判断すれば“おじいちゃん”なんだけれど、中身は“マジっ? ヤバイっしょ”、とこちらが心配になるほど元気で、かつとにかく豪快。「酒は医者に止められている」と口ではいいつつ、ビールをグイグイあおるし、「歳は68だけど○チ○○ンは38歳や!」とドヤ顔でガッツポーズをする人なんかもいる。そして、みなさんお酒の消費量が半端じゃない。ウーロン茶も用意されていたのに誰も手をつけない。あれよあれよという間に瓶ビールがなくなり、追加の声が上がる。さらには、とても60代後半以降とは思えない大声が飛び交う。まるで、学生時代の宴会を思い出すドンチャン騒ぎなのだ。ただ、みなさんに共通していえるのは、表情が生き生きしていること。その表情を見ていると、なんていうか、人生を必死に生きてきたし、楽しんできた人たちなんだなとヒシヒシと感じてしまう。

あらためて、自分を振り返れば、社会に出てから20年が経つ。いわゆる定年といわれる年までの折り返し地点に到達しているのだ。自分が現役を退いたとき、はたして彼らと同じような表情ができるのだろうか?と不安を覚えるとともに、絶対にそうでありたいと思うのだ。ボクと同世代の人ならば、きっとこの思いがわかってもらえるんじゃないだろうか。というわけで、みなさん、“我が生涯に一片の悔いなし!!”といえる最後を迎えられるようにがんばりましょう!

タロー

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タロー

自転車にはじまり、バイク・車と自分で運転できるモノに乗っているだけで喜びを感じてしまうアラフォー。初めてラジオで聴いたヴァン・ヘイレンの「ホワイ・キャント・ジス・ビー・ラブ」以来HR/HMにはまり、着る服はタイトなモノが多い。ただし楽器類はまるっきしダメ。最近脇腹についた肉におびえ、全盛期は昼飯に弁当2つは当たり前だったのが1つをビクビクしながら食べている気弱なオヤジ。

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