今年は最後のがんばりでいい年になったかも

実は前回のコラムを書く際に、これが2014年の最終回だろうと思って一応確認したところ、なんと今年はトリを飾ること(今回ね)がわかったのだ。たとえば年末の一大イベントである紅白歌合戦、そのトリともなれば当然大御所が起用されるワケで、だいぶおもむきは異なるけれどボクだって気合いは入る。そこで内容も一年を振り返ったトリにふさわしいものにしようと思ってパソコンに向かい始めたんだけれど、2時間以上格闘しても、どうにもそれっぽいことが頭に思い浮かばない。そんなわけでチョー個人的な内容になってしまうことをご了承いただきたい。

3日ほど前、20年以上ぶりに自転車で40kmほど走った。きっと多くの人は“たかが40kmでしょ。それがどうしたっていうの”と笑うことだろう。ところが、ボクにとっては大きな一歩だったのだ。自転車でツーリングに出かけて1日に100km以上走ったのは高校生のころ。かれこれ20年以上前のことである。その後、ほとんど運動といえるようなことをしたことがない人間にとって40kmはけっこうな数字だったのだ。若かりしころは、時速20kmに少し足りないペースで走ることができたけれど、今では当然そんなことができるハズもない。とはいえ、実際に走ってみたら、できる限り平坦な道をチョイスしたこともあって2時間半ほどで走りきることができた。なにも食べず走り出したためか、途中で軽いハンガーノック的な力がまったく入らない状況になりはしたものの、走りきったころには“あれ、まだまだイケるかも…”なんて気持ちにもなった。そして、今、来年には倍の距離に挑戦しようと思っている。

この歳になると、いろいろと新しいことにチャレンジするのがおっくうになりがちだ。だからこそ、今回のプチチャレンジの成功は大きな意味を持つ。みなさん、とくに同年代の方々、ちょっとしたチャレンジしてます? もし、“やってないな”と気づいたならば、ぜひ来年はチャレンジしてみてほしい。そして、達成感を味わうとともに、その一つ上のチャレンジへとつなげていこうではありませんか!

というわけで、今年も我々タンデムスタイルにおつきあいいただき、

ありがとうごさいました!
よいお年を!

タロー

written by

タロー

自転車にはじまり、バイク・車と自分で運転できるモノに乗っているだけで喜びを感じてしまうアラフォー。初めてラジオで聴いたヴァン・ヘイレンの「ホワイ・キャント・ジス・ビー・ラブ」以来HR/HMにはまり、着る服はタイトなモノが多い。ただし楽器類はまるっきしダメ。最近脇腹についた肉におびえ、全盛期は昼飯に弁当2つは当たり前だったのが1つをビクビクしながら食べている気弱なオヤジ。

このコラムにあなたのコメントをどうぞ

この記事が気に入ったら
いいね!とフォローしよう

タンデムスタイルの最新の情報をお届けします