うふふっ。バイクファンお待ちかねのイベント大阪/東京モーターサイクルショーの開催が近づいてますが、おととい千葉県某所にてホンダさんのモーターサイクルショー事前撮影会があり、ひとあし早く出展車両を見てきちゃいました!
モデルは、「MotoGPのワークスマシン“RC213V”の基本メカニズムを踏襲。究極の公道仕様車として開発したプロトタイプ」の『RC213V-S』。それから、「CRF250Lをベースに“CRF450RALLY”のイメージを採り入れたアドベンチャーモデル」の『CRF250RALLY』で、こちらはなんと世界初公開となる。
タンスタ的に気になるのは、やっぱり250ccクラスのCRF250RALLYだよね。いやぁ、事前に知らされていたのは名前と参考出品車だとということだけで、どんなモデルかは現場に着くまでまったく知らなかったんだけど(某雑誌にスクープ写真が載ったりしてたけどね)、スタジオ化されたホールにいましたよCRF250RALLYが。薄暗い照明の中にたたずむ姿は本物のレーサーかと見まごうほどの完成度。第一印象は、奇しくもナウでヤングな某雑誌のスクープ画像そのまんま!って感じ(写真はとなりの編集部スナップを参照。4月6日発売のUnder400でもガツンと特集するからお楽しみに!)。
スゴいのは、コンパクトなCRF250Lベースの車体にラリーテイストがしっかりと落とし込まれていて、バランスがすごく整っていること。なんせスクリーンとサイドスタンドは本物のラリーレーサーCRF450RALLYから移植したものらしい。残念ながら、このモデルはあくまで参考出品のコンセプトモデルで、すぐさま販売が開始されるようなモデルではない。ただ、ホンダの開発担当さんがしきりにおっしゃっていたのは、「お客様の要望、反応が多ければラリー仕様の市販化も十分ありうる!」ということ。つまり、このマシンを市販化させるためには、いろんなところで話題にすればいいというワケ。実際これまでも、こういったプロダクトアウトされたコンセプトモデルが話題になって市販化されたモデルもある。Vツインマグナやモンキーバハといったモデルたちだ。だから、この絵に描いたようなラリーマシンのCRF250RALLYが、食べられる餅になるなんてことも十分にあり得るってワケ。では、どうやって食べられる餅にするかって? もう、方法はなんでもいいと思う、モーターサイクルショーに行って、自らが得た情報を発信してもいいし、そんな情報に「いいね!」をするだけでもいい。とにかく騒ぐことが重要なのだ。ということでみなさん、まずは大阪/東京モーターサイクルショーに『CRF250RALLY』の現物を観に行きましょう! だってコレ、市販化してほしいよねぇ。
あ、そうそう。東京モーターサイクルショーには、タンデムスタイルも版元であるクレタという会社名でブースを出展。僕が姉妹誌のUnder400で連載している『スーパーカブ最強ツアラー伝説』のカスタムマシンもあわせて展示するから、来場の際はぜひこちらもよろしくっ!
追伸
2016年春発表のCRF250RALLYのプロトタイプの記事はこちらへ
https://www.tandem-style.com/bike/5111/
2016年秋発表のCRF250RALLY欧州仕様の記事はこちらへ
https://www.tandem-style.com/bike/5686/