いきなりですが、このコラムは東京湾アクアラインのパーキングエリア「うみほたる」にて書いています。実は今、僕が隔月ペースで連載している「ニッポン大陸」紀行の取材の途中なのです。一応、取材はすべて終了し、編集部にもどる途中でこれを書いているという状態ですね。今回は、房総半島(外房)をテーマに旅してみましたよ。
この連載は、東京から遠く離れたところに行くことも多いのですが、今回はかなり近場の房総半島。正直に言うと、ロケの始まる前の気持ちとしては「あーあ、ツーリングで房総半島なんて何度来ただろうな…」と、ちょっと盛り上がらないところもありました。しかし、今回はちょっと特別なテーマを設定したこともあって、実際に走ってみると「まだまだ知らないことばっかりだ!」という驚きがたくさん。ホント、ツーリングというバイク遊びは、とんでもなく奥が深いとあらためて思います。
ツーリングの定番スポットというのは日本全国にありますが、そんなスポットもテーマしだいで何度でも楽しむことができるんですよね。季節によって見える景色も違いますし、感じることもいろいろ。ツーリングの楽しみは無限と言ってもいいでしょう。
ぜひ、次号の「ニッポン大陸」紀行にご期待ください。バイク雑誌の読者歴が長い人は「また房総半島かよ」なんて思ってるかもせれませんが(笑)、いわゆる定番とはちょっと違った内容になっていると思います。房総半島の意外な奥深さに気付くと思いますよ!