“食欲の秋”という言葉があるけれど、“食欲の春”といフレーズを聞いたことがあるだろうか? きっと誰もが「聞いたことがない!」と口をそろえるだろう。気になってググってみたけれど、予想どおり根拠のありそうなページは見付からなかった。ちなみに食欲の秋でもググってみたところ、秋に食欲が増す理由を挙げているページがたくさん見付かった。
そもそもナゼに食欲の春が引っかかったのかというと、最近、とくに春らしい気候になってから急に食欲が増したのだ。そして、実際に食べている量もこれまでに比べて多い。とくに今までと違うモノを食べるようになって、それがおいしくて食欲がわいているわけではなく、同じようなモノしか食べていないのに、あれも、これも食べたくなってしまうのだ。そんなわけで、食欲の春なんて現象があるんじゃ…、と思ったわけ。
“あれも、これも食べたくなってしまう”なんて表現すると、大盛りラーメンを食べてすぐにカレーライスの大盛りを平らげているように思うかもしれないけれど、じつのところは、20代や30代のころに比べて食べられる量はかなり減っている。ただ、食べたいと思う気持ちが強いのだ。その結果どのようなことが起きるかといえば、いわゆる食べすぎになって、胸焼けだったり腸に不調を感じたりするわけ。「どうなるかわかっているんだから止めりゃいいでしょ」といわれるのはわかるんだけど、どうにもこうにも止められないんだな、情けない話だけど。そんなわけで、最近はすごく体重計に乗るのが怖い。体のキレなどから判断するに、きっと過去最高の数値を叩き出すことは間違いないだろう。かといってダイエットはな〜…