どうも、タンスタ編集部員のネギーです。今月からウェブタンデムのコラムを書くことになりました。みなさんこちらの方でもよろしくお願いします。
さて、記念すべき初投稿のネタだけれど…。当たり障りなく「今一番気になるバイク」としよう。僕が今一番気になるバイクは、ヤマハのYZF-R1/Mだ。なぜかというと、このバイクの開発テーマが”サーキットでライバルに競り勝つ”という、公道用の一般市販車としてはかなり割り切ったものだからだ。近ごろのバイクは、燃費性能や乗りやすさ、コストパフォーマンスを最優先して作られているモデルが多いように思う。もちろん、そういった側面もライダーにとってはとても大事な部分だし、その傾向を批判する気は全くない(何事もコスパは重要!)。しかし、そんな中にあって、新型R1のような、”速さ”をピュアに追い求めて開発されたバイクが世に出てきてくれたことは、スポーツバイク・ファンの僕にとってメチャクチャ嬉しいことだ。
先日、R1/Mのプレス向け試乗会があったらしいのだが、できれば僕も乗ってみたかった。だがそれは、「どの程度の性能なのか?」ということを知りたくて思ったのではない。今の僕ごときに、このバイクを扱い、評価する能力なんて微塵もないことくらい重々わかっている。ただ僕は、このバイクに触れて、開発者の方々の”魂”を感じたかったのだ。
もし、今後またこのバイクに触れられる機会があるようなら、そのときはぜひ参加して、このバイクと対面してみたい。