今月号の〆切が終わって早々、マンボ編集長からタンスタスタッフ新メンバー2人の顔写真が送られてきた。来月号からタンスタキャラに加わるらしい。画像は誌面用の顔写真ではなく、ふだん会社内で撮影した素の写真で、あとは簡単なプロフィール(どこ出身だとか何歳だとか一日何食だとか…笑)から、2人の人物像をあれこれ想像して、最初にまずコラムやコメントなどでいつも使用するベースを決める。誌面の印象とふだん会社内での素の印象が違ううえに、編集部で慣れてくるとまたさらに印象が変わってくるので(もちろん変わらない人もいます)、そのへんがちょっとムズカシイといえばムズカシイのだが、実はこれがつくる側にとって、とっても楽しい作業だったりする。これからどのような編集部員になっていくか、想像はもちろん期待もしながら、親しみやすく、けれど少し毒気(?)も混じったキャラに仕上げていく。そのあとで、誌面に散りばめる際に、使いやすそうなポーズや表情などのバリエーションを作っていく。タンスタはにぎやかで楽しい雑誌なので、特集ではよくいろんなものに扮したスタッフが登場することがある。その路線で違和感がないものを、そしてそれの似合いそうなキャラクターにそれぞれあてがってみる。もうこの段階までくると、自分の中ではキャラクターに愛着のようなものがわいてくるので、仕上がって自分の手が離れるときには「がんばって! 読者の皆さんに愛されるキャラになっておくれ〜」と母のような心境である。さて、当のご本人たちは、この仕上がった自分のキャラクターを見てどのように思ったかはコワくて聞けないが(笑)、キャラクター共々、活躍してくれることを楽しみにしている。