この間、コンビニに入ってふと思った。コンビニって、よりいっそう“コンビニ”になってきているな、と。
僕が小・中学生くらいの頃は、コンビニで売っているモノといえば、弁当、飲み物、雑誌、そして、ちょっとした生活用品くらいのものだった。
しかし今はどうだろう。ご飯のおかず、野菜、調味料、衛生用品、生活雑貨、デジタルアイテム(スマホの充電器など)などなど、従来であればスーパーマーケットやドラッグストア、雑貨店で購入していたようなモノまで売っている。
そして、住空間にあるモノの大半が商品棚にズラっと陳列されている現在のコンビニの風景をあらためて見返すと、昔に比べていっそう便利になったなとしみじみ感じるわけである。
これが、コンビニってますます“コンビニ(convenience:便利なもの)”になってきているな、の真意だ。
ちなみに、こういったコンビニの進化には、僕は賛成である。“コンビニ”という名前が付いている以上、convenienceであり続けなければならないと考えるからだ。
この10年の間にも著しい進化を遂げてきたコンビニ。さぁ、この先の10年、コンビニがどれだけ、そしてどのような形で“コンビニ化”していくのか、とても楽しみだ。