厄年

どうでもいい話だが、僕は今年41歳。詳しいことは、よくわからないのだがどうやら厄年。それも本厄というめんどくさいヤツらしい。「大きな病気が出た」だの「厄災にあった」だの、まわりからはいろんな話を聞かされておどされているだけに、“僕には何が起きるんだろう?”と戦々恐々としていたのだが、気が付けばすでに半年以上が過ぎている。何か起きたかと聞かれれば、ちょっと手痛い無くしモノをしたり、携帯が突然死したりしてはいるが、幸わいそれぐらいで人生が大きく狂うような波は今のところ来ては無い。

実はちょっと早いが昨年の秋、九州に行った際に厄払いしてもらったんだよねぇ。場所は我々、活字で飯を食っている者としては、これ以上ないってくらい効き目のありそうな菅原道真公のいる太宰府。これがよかったのか? どちらかというと、あれから1年。危機一髪ながらもいろいろうまく渡りきれているラッキーな年になっているような気もする。さぁ、残りの後半戦、これから何か起きるのだろうか? とりあえず何をやるにしても、ことあるごとに「今年は厄年だから。要注意だ!」と言い聞かせているが、これがいいのだろうか? まぁ、そうなんだろうな。なんにせよ平穏無事に来年を迎えられますように。でも、なんだかめんどくさいことが振りかかって来そうな気がするんだよなぁ。

やたぐわぁ

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やたぐわぁ

本名/谷田貝 洋暁。「なるようになるさ」と万事、右から左へと受け流し、悠々自適、お気楽な人生を願うも、世の中はそう甘くない。実際は来る者は拒めず、去る者は追えずの消極的野心家。何事にも楽しみを見いだせるのがウリ(長所なのか? コレ)だが、そのわりに慌てていることが多い。自分自身が怒ることに一番嫌悪感を感じ、人生の大半を笑って過ごすことに成功している、迷える本誌編集長の44歳。

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