仁義なきお引っ越し

会社の内部改革でゴタゴタした日々が続いている編集部。右へ左への机の大移動ということで、身の回りの荷物を整理したり、移動したりしているワケですが、さすがに10年以上も勤めていると、必要なものはもちろん、いらないものから、覚えのないものまでいろいろ出てくる。なかには前回の席替えのときに「一応とっておくか…」としまい込んだダンボール箱が一度も開けられることなく出て来たりして、そこでようやく捨てる決意をしてみたり…(笑)。

この他にもまぁ、いろんなモノが出てくるわけですが、やっぱり捨てられない荷物が山のようにあるわけで…。そこで最重要課題となるのが、引っ越し先での荷物置き場の確保。より多くの荷物を置く場所を確保するべく努力をするんだけど、編集部員というのは、本来そんな荷物の多い輩ばかりだからねぇ…。「仕事で使うキャンプ道具を今度はどこに置けばいいんだよ?」、「個人のカメラ機材はどうする?」。などなど、移動しはじめれば、少ない場所をめぐっていろんなところで不満が噴出。境界線争いが怒る。いや、起こる。

編集部のなかでも荷物持ちでとおっている僕の場合は急ぐが勝ち! 先に動けば占有権が主張できる!とばかりに、僕はイの一番で引っ越しを終えたのだが、なんとタローのミスで根本的なレイアウト変更を再度行なうことに…。後日、あらためて引っ越しを行なうことになった。せっかく早めに動いたのにもう後手後手…。だがここでアセってはいけない。冷静沈着に状況を把握しつつ、「二度手間じゃねぇか! 俺の尊い3時間を返せ!」とつめよりながら、より有利な条件で引っ越し先での占有権を要求するわけだ。

とまぁ、こんな感じでワイワイと引っ越しを行っている今日このごろ。ようやく今日になってみんなの引っ越しが落ち着いた感じである。なれない席でなんだか違和感あるが頑張るぞ〜。

やたぐわぁ

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やたぐわぁ

本名/谷田貝 洋暁。「なるようになるさ」と万事、右から左へと受け流し、悠々自適、お気楽な人生を願うも、世の中はそう甘くない。実際は来る者は拒めず、去る者は追えずの消極的野心家。何事にも楽しみを見いだせるのがウリ(長所なのか? コレ)だが、そのわりに慌てていることが多い。自分自身が怒ることに一番嫌悪感を感じ、人生の大半を笑って過ごすことに成功している、迷える本誌編集長の44歳。

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