一流の人はやっぱりスゴイ

みなさん、唐突ですがマーティ・フリードマンって人ご存知でしょうか? きっと多くの人は、やたら日本語を流暢にしゃべるロン毛オタク系の白人ミュージシャンという印象を持っているんじゃないかと…。ただ、スラッシュメタルシーン(音楽のジャンルね、有名どころを挙げると、メタリカ、スレイヤー、アンスラックスとこのメガデスなのだ)を知っているボクなんかからすれば、メガデス黄金期のギタリストというかなりスゴイ人になる。ちなみにメガデスは、マーティ在籍時に全米アルバムチャート初登場2位、4位という記録を残しているのだ。

そんなマーティ・フリードマンが、なんと今年のMotoGPの前夜祭でライブをやったのだ。ボク的にはテンション上がりまくりだったんだけど、MotoGPの観客に受け入れられるんだろうか?という不安も大きかった。なにせマーティより日本人には馴染みのあるDo As Infinityが同じ状況下でやった数年前のライブは予想外に盛り上がっていなかったのだ。ところが、フタを開けてみるとライブが始まる直前には、それまでステージで行なわれていたお笑い芸人のトークショーのときより人が集まり、始まるとともに、観客たちのヴォルテージも一気に上がったのである。メロイック・サインもあちこちから上がり、ボクのテンションももちろんのこと上がっていった。いや〜、やっぱり世界中でプレイしてきた人だけあって、観客の盛り上げ方を心得ているよね。そして何よりボクが感動したのは、マーティが52歳という年齢をまったく感じさせないステージアクトを見せ付けてくれたこと。文句なくカッコよかった。こういったがんばっている人を目の当たりにするとボクもがんばろうと思えるし、同じ気持ちになった人も多かったんじゃないかな? いずれにしろ世界最高峰のイベントに見合う前夜祭のライブだったと言えるんじゃないだろうか。

タロー

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タロー

自転車にはじまり、バイク・車と自分で運転できるモノに乗っているだけで喜びを感じてしまうアラフォー。初めてラジオで聴いたヴァン・ヘイレンの「ホワイ・キャント・ジス・ビー・ラブ」以来HR/HMにはまり、着る服はタイトなモノが多い。ただし楽器類はまるっきしダメ。最近脇腹についた肉におびえ、全盛期は昼飯に弁当2つは当たり前だったのが1つをビクビクしながら食べている気弱なオヤジ。

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