最近、自分の愛車をじっくり見てないな~と、ふと思った。なぜって、たぶん「あれをこうして~」とか「ここをこうして~」なんてまたいろいろと欲が出てきちゃうからできるだけ見ないように無意識のうちにしているのかもしれない。イジる楽しさを抑え、ツーリングもめったに行かなくなった今、なぜ自分はバイクに乗っているんだろうと疑問に思うときがある。加速感? 風を感じる? 己を振り返る?でも、今の時代よくよくよーく考えれば他にも何かしら代用があるわけで、なぜ自分はバイクなんだろう?と心に素直に問うてみたくなる。若いときの流れでただズルズルと乗り続けているだけなんだろうか?たしかに、流れで…というのはあるかもしれない。でもやっぱり乗ったとき、単に惰性という理由だけでは片付かない何かが心をしっかり包み込むのだ。
そこですっごくシンプルに、当たり前のコトが頭に浮かんだ。“バイクって…カッコイイよね”いやもう、ホント、ごめんなさい!これを読んでいるみなさんにしてみたらあきれるような一言だと思います、当たり前じゃん、何を今さらって、そりゃそうですよね、私もそう思います。でも、やっぱりつまるところ、コレなんですよ。見た目とか、乗り味とか、もはやそういうんじゃなくって、もう存在自体がカッコイイのです。周りでは生活スタイルの変化とともに「バイクって乗ってナンボでしょ」「バイクがかわいそうでね」とバイクを人にゆずったり手放したり、そういうなか、なぜ自分はその流れに乗れなかったのか。やっぱりバイクがカッコイイからです。見てるだけが好きなんじゃない、やっぱり乗るのが好きだけど、乗れなくても好き。やっぱバイクってカッコイイ!自分でも単純すぎてバカみたいだけどこの単純な気持ちこそ実は大事なんじゃないかなと思う。なんか…何言ってるんだ私は…って気分になってきたのでこのへんでやめておきます(笑)。