ボクのガソリンを使うといいよ!

こんにちは。編集部のサブローです。ボクも今回からこのWebタンデムで、コラムを担当することになりました。第1回ということで、まずはバイクネタ、愛車選びについての持論を書いてみようと思います。

 

みなさんは愛車選びの際、どんなポイントに注目していますか? ボクの場合は、まず“航続距離”。とにかくコレを最重要視します。給油が面倒というわけではないのですが、ガス欠の心配をすることなく走れる安心感に、並々ならぬ魅力を感じてしまうのです。具体的にはリザーブへの切り替えor給油インジケーター点灯までが350㎞以上で、その状態から100㎞ほど走ってくれる…というのが理想。

 

ちなみにボクの愛車はスズキのジェベル200。走りはいたって平凡なのですが、航続距離なら、たいていのバイクに負けません。バイクでも人でも“普段はダメだけど、実は何か一芸に秀でているヤツ”が大好きなボクはにとって、まさにジェベルはうってつけ。ほぼこれだけの理由で購入を決めました。40㎞/ℓ近く走る燃費のいいエンジンと13ℓのビッグタンクのおかげで、出発前に満タンにしておけば、その日はロングダートに向かおうと、日曜日の山道を走ろうとガス欠の心配なし。さらに、小タンクのバイクの仲間と一緒に走れば“キミがガス欠になったら、ボクのジェベルからガソリンを抜いて分けてあげるよ”という、アンパンマン状態になれるすばらしいバイクなのです。

 

しかし残念ながら、今はもう国内生産されていないモデルで、エンジンがバンバン200に受け継がれているのみ。他メーカーのオフロードモデルを見ても、ジェベルに近いコンセプトの車種はあるものの、比較的タンクが小さめだから個人的にはもうちょっと容量が欲しいところ。近年のモデルは燃費もよくなっているので、タンク容量ってそれほど重要視しなくなっているんでしょうか…。そろそろ乗り替えを考えている時期なのですが、そのたびに“このバイクは果たしてアンパンマンになれるのか?”と思ってしまいます。

サブロー

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サブロー

ほめられて伸びるタイプを主張するクセに、ほめられることをやらない36歳。出身地である徳島県の一級河川・吉野川の別名“四国三郎”から、このニックネームに命名された。映画やマンガにすぐ影響される悪癖があり『ベストキッド』を観て空手を始めたり、『バリバリ伝説』を読んでCB400SF(当時は大型二輪免許を持っておらずCB750Fに乗れなかった)を買うなどの単純明快な行動が目立つ。

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