銭湯コミュニティ

最近会社の近くの銭湯に足を運ぶ機会が増えた。少し熱めのお湯が、仕事であわあわバタバタした私の体を癒してくれる。

 

初めて行ったときから何となく気にはなっていたのだけど、この銭湯では更衣室に入ったら「こんばんは」、更衣室から出るときは「おやすみなさい」というあいさつをするのが習わしなのだ。大学時代にたまに行っていた銭湯ではそういったあいさつはしていなかったけど、何でここは挨拶をするんだろう?

いろいろと考えて気付いたのが、この銭湯にはコミュニティが存在するということ。町や学校のようなコミュニティをぎゅっと小さくしたものがこの銭湯なのだ。

まだそこまで通いつめてはいないのでくわしくは知らないが、常連の人たちはほとんどが顔見知りらしく、どの時間帯に誰が来るというのがあらかた決まっているみたい。

なかには長のような人もいて、更衣室の3人がけのイスに一人で座ってふんぞり返り、「あら、どこの銭湯から来たの?」と聞かれたことがあった。他にはシャワーを浴びていたら横に座っていた人に「ちょっと、足にシャワーがかかってるわよ」と怒られたり、「あんたはカラスの行水だからねぇ」と初対面の人に言われたり、なかなか新参者には風当たりが強い。閉店ギリギリに行くのがよろしくないのだろうか…?

今はまだ行くたびに新しい顔ぶれだけど、そのうち「この前会いましたよね!」なんてことになるんだろうか。今日はどんな人に会えるかな。小言を言われるかな、カラスの行水女とかあだ名を付けられていないかな。

そんなことをあれこれと考えながら、今日も銭湯に足を運ぶのでした。

おだチャン

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おだチャン

編集スタッフ唯一の女性なこともあり、なんとか“ちやほや”されてやろうと奮闘努力。しかし、なぜだかなにかと体育会系に分類され、ゾンザイに扱われている。が、その実スポーツも得意でなく、球技に関してはもはや絶望的で、その扱いと理想のギャップに苦しむ広島出身の23歳。…じっとしていることが苦手で、休日は疲れているのに外で遊んでしまいけっきょく疲れが取れない…。ってコレがアカンのか?  

コメント 1件

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    by なべさん2017/4/14 19:05

    おだちゃんは もう 雑誌関係を(バイク雑誌)辞められたのですか?

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