最新号の編集後記でクリスマスは自分にプレゼントしよっかな〜なんて書いてすっかりその気になったその後、ちゃっかり自分用プレゼントを買ってしまった。ちなみに去年は(そう、じつは去年もだったりする)…ロボコンの超合金。「この歳で超合金って…」と躊躇する気持ちもなくはなかったのだが、思い切った! 乳幼児期にずっと手ににぎりしめてむねのふたをスッチャンスッチャン開け閉めしていた記憶があり、とても気に入っていたのに、あるとき気がついたら親に捨てられていたので、いつかまた手に入れるぞとひそかに根に持っていた一品なのだ(笑)。まだ物心のつくかつかないかのことなので細部はいくらか「こうだったかなー?」という記憶の曖昧さはあるものの、あの手に持ったときのずっしり感とむねのふたの開閉の感触は自分の手に残る記憶と一致し、「あ〜とうとう戻ってきた!」と大満足。自宅で仕事をするときなどは、片手にロボコンを持ってむねのふたをスッチャンスッチャン開け閉めしたり、気持ちが弱ったときなどふっと見ているだけで元気と勇気がもらえる。同じ頃マジンガーやガッチャマンも好きだったが、私の中でのヒーローはロボコンだったな。あ、いやロボコンのことはいい、話を戻そう。さて、今年はというと…これまた最新号のコラムで書いた「ペットショップで出逢ってガマンした」そのつづきの話になるのだが、あのあとふたたび新たな出逢いがありまして…ということで、はい、モルモットです。名前は…猫ではないが真っ黒なので「ヤマト」(笑)。モルモットにしては信じられないくらい人慣れしているが、いくらか警戒はしているはずなのでこれからのんびり信頼関係をつくっていこうと思う。春になったら先住のモルコちゃんと庭のタンポポをムシャムシャ食べて、二匹で口のまわりを黄緑色にしてこっちを振り返る姿とか…見られるのだろうか。楽しみである。