愛用していたパナソニックのノイズキャンセリングヘッドフォンがボロボロになってきたため、新しいのを物色するために有楽町にある大型電気店に足を運んだ。日曜日の18時すぎということもあって、店内はかなりの混雑ぶりであった。なかでも一番混みいっていたのはテレビコーナー。12月から家電エコポイントの付与額が減ることもあって、エコカー補助金の最後のときと同じような駆け込み需要であろう。来年の7月に控えた地上デジタル化への完全移行に対応する薄型テレビを手に入れようと、コーナー一帯は販売員の話に真剣な面持ちで耳を傾けるお客さんであふれかえっていたのだ。
さて地デジ化への完全移行について、最近おもしろい話を聞いた。たまたま宴会で同席した人が「NHKが絡んでいる以上、予定どおりに完全移行はできないでしょ」と言うのだ。確かにお金まで払っているのに、新しいテレビを買わないと番組が見られないというのはきびしい話である。もちろんNHKとしても、入金は減らしたくないハズだから、移行できなかった人からの集金を止めたくはないはず。そうなると、確かに完全移行は難しいかも…、と思えてくる。まっ、ウチはすでに地上デジタル波に対応したテレビなので、どっちでもいいんだけど。
ただ、デジタル放送への移行の号令をかけて、これまでにかなりの買い替えがあったハズだから、その経済効果がどれくらいだったのかが気になるところだ。
テレビの話が長くなってしまったけれど、目的はノイズキャンセリングヘッドフォンである。いろいろと試した結果、やっぱり定価が高ければ、ノイズキャンセル機能の精度も高いのである。もちろん再生する音もいい。当初1万円以内のモノでいいだろうと思っていたけど、2万円弱のものと聞き比べてあまりの差に迷いが…。
ただ一番の問題は、購入資金をどこから調達してくるかなのである
(結局、まだ買ってないってことです)。