いつ爆発するのか不安…

いつもニコニコ笑顔を絶やさずにいる僕ですが、ちょっとしたことで爆発しやすい性格なんです。いわゆる『切れやすい若者』なのです。はい。冒頭からウソを付きました。ごめんなさい。自分でもいうのは何ですが、表に怒りをはっきりと発するタイプではありません。ためて、ためて、ためつつ、その間お酒を呑んだり、アホなことをしているうちに忘れてしまうタイプです。

さて何が爆発するのか不安なのかというと、それはお腹の話なのです。ちょっと汚い話になりますが、いつも下痢気味でトイレが近くて…、というわけではないんですが、年が明けると健康診断を受けるんです。35歳をすぎてからバリウムを飲むようになり、それを排出するの下剤を飲む。バリウムも初体験でしたが、下剤を飲むのも初体験。そこで不安になったのです。『いつ下剤がその効力を発揮するのか』と。

健康診断は会社が手配してくれるので、基本的に会社から検査会場まで電車で移動。時間にして30分くらい(大門⇔東新宿)。初めて下剤を飲んだとき『いつ来るのか?』→『来たときすぐ近くにトイレがあるのか?』→『出るまで検査会場いたほうがいいのか?』と悩みました。ただそのときは進めなければならない仕事があったため、ドキドキしながら電車に揺られて 会社まで。その年は飲んでから3~4時間くらいしてからでしたね。下剤が効いたのは。会社にいたのでトイレを探す必要もなく、ホッとしたのを覚えています。

その後も健康診断のたびに下剤を飲んでいます。が、その後はタイミングが全然違うのです。2回目は健康診断終了後、遅めのお昼ごはんを食べているときにやってきました(下剤を飲んでから1時間くらい)。健康診断が始まるのはお昼からで、前日の夜ごはん以降は何も食べるなという指示。バリウムを飲んでいてもお腹がすくわけです。まぁ、トイレはすぐに見付かりことなきを得ました。3回目は会社に戻ってだいぶたってからで(下剤を飲んで6時間くらい)、4回目はお昼ごはんを食べて新宿の街中を歩いているとき(下剤の飲んでから2時間くらい)。しかも、そのときは近くにトイレがなく、あせりつつももお腹に刺激を与えないように早歩きでトイレを探すハメに…。30代後半にもなって衆目の前で恥をかかずにすみましたが、正直一番焦りました。

飲んでから何時間後ということが確実にわかっていれば不安にはならないのです。いつ爆発するかわからない爆弾を抱えながらすごすのは精神衛生上もよろしくありません。健康診断は『健康か不健康か』を判断する儀式。毎年結果はとくに問題もなく、丈夫に生んでくれた親に感謝していますが、短時間とはいえメンタル面を削られるのはいかがなものかと疑問を思ってしまうわけです。

今年の決戦日は2月4日。もし路上で爆発させてしまったら、あまりの恥ずかしさで、どこか誰もいないところに一人で旅立つかもしれません。

よっすぃ~

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よっすぃ~

近代日本の文化は数あれど「バイク」・「マンガ」・「アニメ」に興味があり、そのどれかに関わる仕事したいと考え、バイク雑誌の編集を始めてはや15年(本人は「ガンダムをはじめとするロボットアニメが好き!」と主張するが、周りからは萌え系アニメ派と思われている…)。その半分以上の時間は家に帰らず、カメラを持って全国各地を放浪するか、原稿書きで編集部に引きこもってすごしてきた。「おかげでどこでも寝れるようになった」と豪語する40歳。

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