生き残れるのか?

以前からオフロードに興味はあったのです。だけど、直列四気筒エンジンを搭載するマシンを取り扱うカスタムピープルを長年やってきたので、ロードバイク寄りのバイクライフを送ってきました。なんでこんな話をするのかというと、ついにオフロードデビューをはたしたから。

2015年からタンデムスタイルと姉妹誌アンダー400を手がけるようになり(最近はアンダー400の比重が大きいです)、2016年にアンダー400としてスポーツランドSUGOで開催されている『8H POWER ENDURO』に参加することになったのです。カスタムピープルをやっていたときから、アンダー400が参加しているのは知っていました。が、やたぐわぁが参戦してタンデムスタイルとアンダー400に記事を書くだろうと思っていたところ、今年はどうやら違うよう。

というのもやたぐわぁはオーバー400のマシンで参戦予定。すると400㏄以下の車両を取り上げるアンダー400で記事は使えない。そこで僕に白羽の矢が立ったわけです。もともとオフロードに興味はあったし、車両もCRF125を用意してくれるとのこと。せっかくの機会だから参戦しようと思ったのです。

で『どこかで走らないと…』と思っていたところ、熊本県にあるHSR九州でファンサンクスデイが開催されるという情報をキャッチ。被災した熊本の復興に多少なりともつなげること、オフロード系イベントの取材経験を積むこと、レンタルバイクがあるので自身の練習のため…。こういった想いを胸に秘めて現地に飛びました(このイベントのレポートはいずれタンデムスタイルやアンダー400をはじめ、数誌で紹介するので読んでみてください)。

さて、HSR九州でCRF125と装具をレンタル。コースに入る前に、砂利道の駐車場やコース脇にある広場(土)で8の字走行を実施。これまでロードバイクばかり乗っていた僕は『土や砂利でも普通に走る! ブロックタイヤ、スゲー!?』と素に感動しました。で、ある程度走ってからコースに進入。はじめはスローペースで3周ほど走り、それからペースアップ。ところが3周ほど走ると腕は疲れ、汗だくに…。

決して速く走っていたわけではありませんが、相当の疲労。3周走って、コースアウトして休憩を2~3回ほど繰り返していたところ、同行したカメラマンから『もうちょっとがんばってくれないと…』というリクエストが。そこからはがんばって10周走って、休憩をするように。当初は『今回初めてなので、慣れることが第一目的。だからそんなに疲れないだろう』と思っていました。が、相当の疲労で午前中でリタイヤ…(翌日、能登でツーリングがあったため、転倒してケガをするのを避けるというねらいもありました←言い訳)。

帰りの飛行機でオフロードはすごく楽しく、食わず嫌いはよくないなと思いつつ、ふと不安に思ったことが。それは15分くらいの走行でヘロヘロになる僕が、8時間という長丁場を戦えるのかということ。もちろん一人で走るわけではないのですが…。あと1ヶ月強で何回練習に行けるかどうかはわかりませんが、少しでも体を鍛えねばと思ったしだい。それと道連れを探さないと…。

よっすぃ~

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よっすぃ~

近代日本の文化は数あれど「バイク」・「マンガ」・「アニメ」に興味があり、そのどれかに関わる仕事したいと考え、バイク雑誌の編集を始めてはや15年(本人は「ガンダムをはじめとするロボットアニメが好き!」と主張するが、周りからは萌え系アニメ派と思われている…)。その半分以上の時間は家に帰らず、カメラを持って全国各地を放浪するか、原稿書きで編集部に引きこもってすごしてきた。「おかげでどこでも寝れるようになった」と豪語する40歳。

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