昨日はすごい夕立とカミナリだった…そろそろ梅雨も明けるんだろうか。ツバメの巣の下に落ちるフンもずいぶん多く大きくなってきた…徐々に巣立ちかな。さて、そろそろ夏本番に向けみなさん色々とツーリング計画などたてて楽しみにしていることと思います。この準備段階がけっこう楽しい時間だったり…ね。梅雨明けを待ちつつ…今日もバイクの出てこないゆる〜いコラム、お届けします(笑)
そもそものきっかけは、以前、テレビで見た田舎のおばちゃんである。おばちゃんが「土手を掘り起こせば勝手にイモ(ジャガイモ)が出てくるんだ」と言いながら、おもむろにそばの土手を掘り返すとゴロゴロとりっぱなイモが出てくる、というシーンに深く感銘を受け、「わたしも『勝手にイモ出てくる』がやりたい!」と、今年の春、庭のある一画を利用して半分に切った種芋をポンポンと土に投げ込み(いくらなんでも最初はこのくらいの仕込みは必要)、ほったらかしにしていたところ、勝手に芽が出て花が咲き、茎が黄色くなりかけてきた今日このごろ、近所の園児たちが「きょうは芋掘り♪」と言っているのを耳にし、そろそろかと庭を掘ってみた。すると…見事、ゴロゴロ勝手にりっぱなイモが出て来ました! イエ〜イ♪ やった! この勝手に出てくるという感覚、たまりません(笑)。その後もしばらくしては掘り起こし、またしばらくしては掘り起こしすると、必要量くらいはいつも収穫できている。さて、ここで土の正体を明かすとしよう。実はこの土…ほとんどがモルモットの飼育で大量に出る干し草とフンでできているのである! モルモットのフンは、さわってもべたつかず、機械で作られたように形がそろっていて、(もしも糞でなければ)1〜2センチくらいのとってもかわいいバナナのように反り返った俵型なのである。が、なにせ大量に出るので、毎日捨てるたびになんとなーく「ただ捨てるのは惜しいな…」という気分になっていた。そこで、今年冬頃からいろんな植物に肥料としてためしてみたところ、芝桜や松葉牡丹、クリスマスローズ、イチジク、イチゴ、ミョウガ、柑橘系のユズやキンカン…などなど、おおよそ結果は良好、例年よりよく育っている。このまま肥料として利用すればいいのだが、なにせ追いつかないくらいの量なのでどうするか考えた挙げ句、とりあえず第2池計画予定地であった掘り起し途中(日常に追われ作業停滞のため…)の穴に毎日捨てることになった。そのうち庭の落ち葉も、カブト・クワガタ類の使用済昆虫マットも、土にかえりそうなものはすべてそこに捨てるようになり、それが功を奏していい具合に発酵が進んだのか、臭いのない状態をキープし、ミミズもたくさん住みつき、ダンゴムシも超巨大に育つという…田舎の土手のような一画になっていたのだ。当初はその土を植物に撒き足していく予定であったが、「わたしも『勝手にイモ出てくる』がやりたい!」となり、「そうだ、あそこを使おう!」となり、現在に至るわけである。ここ掘れワンワンでお芋がザックザクとれる魅力的な穴であるが、前回コラムで浮上した男池&女池計画のため、ここは今期でひとまず終了、ふたたび掘り戻す予定である。いいのだ、コツはわかったからまたいつでも作ればいい(はたしてこれが正しい農法かは定かではないが)。ちなみに今回アリに食べられていたイモもいくつかあったのだが、もしかするとこの虫食いイモが次期種芋となり、テレビでおばちゃんが言っていたように「掘り起こせば勝手にイモが出てくる」状態となるのではないかなと推測しているので、つぎはそれを目指したい。そうしたらこんどこそホントに『勝手にイモ出てくる』状態になるというわけである。楽しみだな♪