冷感アンダーウエアが手放せない

東海地方では梅雨が明けたらしいけど、まだまだ蒸し暑い日が続いている関東地方。本当にここ数年、どんどん日本が暑くなっているような気がするが大丈夫なんだろうか? 先日行なわれたKTMのイベントでも、革ツナギを着てサーキットを走ってきたんだけど、たった30分走っただけで、ツナギのソデから汗が滴るんじゃないかってくらい汗をかいた。まぁ、革ツナギでなくても、この日差しだからね日々のバイクで移動するだけでもなんだか修行のようである。四輪ドライバーからよく、「バイクは夏は気持ちよくていいでしょうね〜」なんて言われるけど、いやいやむしろ本来は地獄である。室内でクーラーかけてる車内の君たちの方が100倍心地いい環境にいるとと思いますよ(笑)。

もともと代謝が異常によくて、体を動かすとすぐに汗が吹き出すボクだけど、いやぁもともと重たい革ツナギが1、2kg重くなったような気がしたね(笑)。一般公道では最近、メッシュジャケットなんてものができて、一昔前よりはずいぶん涼しく走れるようになったけど、近年さらに発展目覚ましいのが、冷感素材を使用したアンダーウエアだ。最近、バイク業界にかぎらずいろいろな業種から冷感素材のアンダーウエアが出ている。それこそ登山をはじめとしたアウトドア用品はもちろん、ガテン系やスポーツウエアまでいろいろ触手を伸ばしているけど、モチは餅屋。涼しさという点では、やっぱりバイク用の冷感ウエアが一番涼しいような気がするのは業界びいきだからだろうか? 

確かにバイク用の冷感アンダーウエアは、ちょっと値段も高いし、このくらいしっかり効いてもらわないと専用の意味がないけど、その涼しさにおける違いはかなりのもの。何も着ないよりむしろ着たほうが涼しいと感じるのはもちろん、風を切って走るときの爽快感といったら、もう病み付き…、というか完全に依存症になる勢いの効果が感じられる。

そんなこんなで、洗濯ローテーションが間にあわないぐらいの頻度で活躍してもらっている冷感ウエアだけど、明日もしっかり働いてもらおう。…ってことで前置きが長くなりましたが明日は、オートボーイさんのイベントに便乗したタンデムスタイル、Under400、レディスバイクのサーキット体験走行会がお昼前に筑波サーキットのコース1000で行なわれます。参加の方みなさん、熱中症対策は万全に! もちろん冷やかし来場も大歓迎ですよ〜。

やたぐわぁ

written by

やたぐわぁ

本名/谷田貝 洋暁。「なるようになるさ」と万事、右から左へと受け流し、悠々自適、お気楽な人生を願うも、世の中はそう甘くない。実際は来る者は拒めず、去る者は追えずの消極的野心家。何事にも楽しみを見いだせるのがウリ(長所なのか? コレ)だが、そのわりに慌てていることが多い。自分自身が怒ることに一番嫌悪感を感じ、人生の大半を笑って過ごすことに成功している、迷える本誌編集長の44歳。

このコラムにあなたのコメントをどうぞ

この記事が気に入ったら
いいね!とフォローしよう

タンデムスタイルの最新の情報をお届けします