早く新しいテントが来ないかなっ!

20数年ぶりにテントを新調した。いや、今までは山岳用テントをバイクツーリングにも使っていたのを、バイクツーリング専用のモノを買い足したのだから新調というより、買い足しか? ともかく学生時代に買った山岳用テントが頑丈すぎてついつい新しいテントを買うタイミングをことごとく逸してきたのだ。20年選手のテントもまだまだ使えそうだけど、本来の山用テントとして使い物にならなくなる前にツーリング用テントを買い足そうと思ったワケ。

なので選んだテントは、完全バイクツーリング用に割り切って居住性をとにかく重視。就寝スペースとは別の荷物を置いたり、煮炊きをしたりできる前室が、就寝スペースと同じぐらい大きなものにしてみた。モノは以前、企画で実泊インプレッションしてみて気に入った小川キャンパルの『ステイシーST-2』のバリエーションモデル、『ステイシーネスト』。軽さと収納サイズさえもう少し小さければ理想的なんだけど…。な〜んてステイシーST-2を使ったときに思った。そんな矢先、小川キャンパルのショールームが新木場にオープンするというので見に行ってみたら、なんと今期から正にそんなカユいところに手が届く新製品が今期から登場したというじゃないかっ! 生地が薄くて丈夫になっているぶんお値段もずいぶん強化されていたが、「ココさえ…」と思ったところが改良されてしまったら、もうココロは止まらない。バイク雑誌編集部員という仕事柄、テントはキャンプツーリング企画でどうせ使うものだし、なにより直近の8月20日、21日にはタンスタのキャンプイベントがある。買うなら早めの方がモトが取れるな…。20年もののテントで読者さんをお迎えするってのもどうよ? だいたいくだん山岳用テントは、学生時代に僕がバイトしていた山道具屋さんのオリジナル商品。そのお店も残念ながらもうないから、いくらモノがよくても参考にならないし…。どうせなら現行品の方が…。なんて考え出したらもう止まらない。その場で広報担当さんにコレってまだ今年の在庫はあります? なんて聞いてしまった。 
 
ということで、今週末はタンデムスタイル主催のキャンプイベントが、静岡県は気田川のほとりの、秋葉神社前キャンプ場で開催。僕も当然おニューのテントで参加します。期間中は近くでバイクのふるさと浜松も開催されるし、ツーリングがてら、ぜひぜひいらしてくださいまし。さぁ、現場でなにして遊ぼうかなぁ〜。その前にタンスタ173号の締め切りを終わらせなきゃ!

やたぐわぁ

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やたぐわぁ

本名/谷田貝 洋暁。「なるようになるさ」と万事、右から左へと受け流し、悠々自適、お気楽な人生を願うも、世の中はそう甘くない。実際は来る者は拒めず、去る者は追えずの消極的野心家。何事にも楽しみを見いだせるのがウリ(長所なのか? コレ)だが、そのわりに慌てていることが多い。自分自身が怒ることに一番嫌悪感を感じ、人生の大半を笑って過ごすことに成功している、迷える本誌編集長の44歳。

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