見てきました! ニューCBR250RR

7月末の鈴鹿8耐のホンダブースにCBR250RRが飾られて話題となりましたが、僕らもやっとキチンと見て取材をすることができました! CBR250RR。残念なことに、撮影を行った車両はまだインドネシア仕様で、国内仕様ではないのですけどね…。

 

CBR250RRインドネシア仕様。国内販売が楽しみな1台だ

さて、驚いたのは、このCBR250RRが昨年の秋に行なわれたモーターショーで発表されたコンセプトモデル『Light Weight Super Sports Concept』とほぼ同じスタイリングで登場したってことだ。…あ、そうそう。昨年のモーターショーの時点では排気量不明のコンセプトモデルってふれこみだったけど、排気量はやっぱり250㏄で、DOHCのパラレルツインエンジンだったってワケだね。

お披露目会場には、CBR250RRのデザイナーの方、つまりコンセプトモデルだった『Light Weight Super Sports Concept』を作り上げた方も来ていてお話を聞けたんだけど、これがかなり興味深い。このモデルの実車化にあたっては、各部門の開発、設計担当が、「コンセプトモデルのスタイリングをくずさず製品化しよう!」と、一致団結して頑張ったらしい。ホンダ関係者によれば、ここまでコンセプトモデルが原型のままで市販車として製品化されるのは初めてというぐらいだから、相当気合いを入れて作ったってワケだ。

 

エッジの効いたラインが緩やかなアールへと変化していく面構成。ステップやシートカウルの造り込みなどなど、いやぁ、見れば見るほどよくできている。…といっても、この活字だけのWebページのコーナーじゃわからないよね〜。気になるアナタは次号、9月24日発売のタンデムスタイル174号を買って、穴があくまで眺めてくだせぇ。

最後にもう一つ。このCBR250RR。日本国内で発売されるモデルに関しては、熊本工場で作られることが決まっているのだとか。う〜ん、これはかなり興味深い。というのも、他のメーカーの同ジャンルのマシンも海外生産車から国内生産車になったことで、ギヤの入りがカッチリしたり、かな〜りピシッとしたマシンになった事例があるから、国内のユーザーとしては非常にうれしいことなんじゃないだろうか。さて、いつ発売されるのか? そしてクラス初のフライバイワイヤによって作り出される「スポーツ」「スポーツ+」「コンフォート」というモード切り換えはどんな乗り味なんだろうか? そして気になるお値段はライバル比でどのぐらいにまで抑えられるのだろうか(絶対、ライバルより安くなることはないよ…たぶんね)? いやぁ、気になるモデルがまたひとつ増えちゃったねぇ。

やたぐわぁ

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やたぐわぁ

本名/谷田貝 洋暁。「なるようになるさ」と万事、右から左へと受け流し、悠々自適、お気楽な人生を願うも、世の中はそう甘くない。実際は来る者は拒めず、去る者は追えずの消極的野心家。何事にも楽しみを見いだせるのがウリ(長所なのか? コレ)だが、そのわりに慌てていることが多い。自分自身が怒ることに一番嫌悪感を感じ、人生の大半を笑って過ごすことに成功している、迷える本誌編集長の44歳。

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