先日、友人3名と浅草寺に行ったときのこと、参拝を終えたあとにおみくじを引くことになった。一緒にいた友人のひとり、廣田という人物は最近知り合った女性といい感じらしく「俺は今年スゲー運勢がよかったからいい結果が出るはずだ!」と勝手にハードルを上げておきながら、無事に凶を引き当てた。
恋愛に関するお告げも縁起の悪そうなことばかり書いていたためリベンジを試みたが再び凶を引き、3度目のリベンジ(神田明神)では“半凶”という聞いたこともない不吉なおみくじを見せてくれた。で、もう一人の友人が引いたのは“半吉”。もうわからない吉凶ばっかり。
調べてみると
1.大吉
2.吉
3.中吉
4.小吉
5.半吉
6.末吉
7.末小吉
8.平
9.凶
10.小凶
11.半凶
12.末凶
13.大凶
と、最大で13もの種類があるらしい。どういう経緯でここまで細かく分けているのかはわからないけれど、正直多すぎると思うし、おみくじを引く側も楽しめないだろう(多くの神社は大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶を採用している模様)。まるで17種類もあるボクシングの階級みたいだ
同じようにバイクのナンバープレートの区分も、二輪車だけで5種類。多すぎる気がする。そういえば今年、自賠責保険料が値上がりしたが、その理由の一つが“二輪車の排気量区分が複雑で管理費を要するため”とあったため“複雑なら簡略化すればいい。なぜ短絡的に値上げという方法に走るのか”という議論がなされたそうだ。将来的には普通自動車免許で125㏄まで乗れるようになる可能性も高まってきているので、その際には原付クラスのナンバープレートも簡略化して“値上げの理由”をなくしてほしいものだ。
それとおみくじとボクシングの階級ももっとカンタンにしてほしい。おみくじも、ボクシングも、ナンバープレートの種類も、ゴチャゴチャしているといいことないもんね。