過ごし方を変えてみた

 みなさんは2017年をどのように迎えられましたか? 家でまったり過ごした、近所の神社に行った、寝ていた、海外にいたという回答が多そうですが、僕はキャンプ場で新年を迎えました。いつかはやりたいなーと思っていた念願の年越しソロキャンプ。人が少なくて寂しかったんじゃないと思いました? いやいや、とんでもない。もう満員御礼。誰もいないキャンプ場でひっそりと過ごしたかった僕としてはちょっとがっかり。何かイベントが開催されているのか?と思ったほどで、しかしそんなことはなく、受付の人に聞いたらゴールデンウィーク並の盛況ぶりだそう。近年は毎年そんな感じだとか。

 

 自分で言うのもおかしいですが、大晦日にキャンプ場にいるなんて物好きだなぁと。これもアウトドアブームの影響なのか。調べてみると各地のキャンプ場でイベントが行われていたり、わりとめずらしい過ごし方じゃないかもしれないですね。天気に恵まれていたことで各地のキャンプ場も多くの人でにぎわったようです。

 さて、その年越しソロキャンプがどうだったのか。焚き火をしながらラジオで紅白歌合戦を聞くのもよかったですよ。キャンプに行ってまで紅白か、と言われそうですが、“大晦日”という雰囲気をなんとなく感じられます。一人でも時間が過ぎるのはあっという間で、0時になると拍手と歓声が湧き起こりました。一人だったのでそれには同調できず、少し寂しさを感じましたが(笑)。でも来てよかった!と思ったのは、初日の出の瞬間。考えてみればいつも家で寝ていたので人生初。来た甲斐があったなと思えるキレイさでした。

 

 “いつもと同じ”から脱却して、新しいことに挑戦して迎えられた2017年。歳を重ねるとやることや行くところが変わり映えしなくなるところですが、できるだけ未体験のとろこへと興味を広げていきたいです。今回のような冬キャンプってハードルが高いと思う人もいるかもしれませんが、それは次号のタンスタの冬キャンプ特集をぜひご覧いただければと。少し気が早いですが、今年は年越しキャンプなんていかがですか?

イトウくん

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イトウくん

「人生最後の晩餐は何がいい」と聞かれたら、味噌煮込みうどんと正気で答える、愛知県出身ではないのに名古屋メシに熱狂する28歳。ロングツーリングといえば味噌煮込みうどんを目指す名古屋までが鉄板(あぁ名古屋に住みたい)。編集部内では年齢的に若手といわれているが、外見的には35歳前後といわれることもあり、焼き魚や煮物の食卓に心和む男にフレッシュ感は皆無。若いのかおっさんなのか微妙な年ごろである。

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