岐阜の“鶏ちゃん”にハマった!

 ツーリングでの楽しみの一つにグルメがありますよね。僕はできるだけ旅先でご当地グルメを食べるようにしています。いわゆるB級グルメならなおよし。全国的知名度のあるグルメだと身近で食べられるお店もあるわけで、そこに行かないと食べれない!というほうが「行ってやるぜ!」てなもんで燃えませんか? もっとも、全国のB級グルメが集まる圏央道の厚木PAに行ってしまうこともありますが…。でも考えてみると、47都道府県のうちちゃんと観光した場所は半分以下。行ったことのある場所でもまだ知らないグルメが絶対にあるわけで、まだまだ旅の楽しみは尽きないわけです。

 

 さて、いま一番気になるところが岐阜県。岐阜のグルメというと…、あまりピンとこないかも?(岐阜県民のみなさんすみません)。実は先日、あるテレビ番組で“鶏ちゃん”(けいちゃん)なる料理が紹介されていました。身近に岐阜出身の知り合いがいないので本当のところは定かではありませんが、なんでも岐阜県民のソウルフードとのこと。試しに作ってみたところこれがウマいのなんのって。食材があまったので2日連続で作ってしまいました。

 

 作り方は簡単で、食材と合わせ調味料をボウルに入れてしばらくつけておき、あとはフライパンで焼くだけ。僕の場合は鶏肉とキャベツ、玉ねぎ、もやし、しめじを使い、番組で紹介されていた下記のあわせ調味料を加えました。合わせ調味料を作っている段階でこれでマズくはならないだろうという組み合わせなんですが、ニンニク、しょうが、豆板醤が入っているのでパンチが効きつつピリっとした味がクセになります。

 

 もっとも、あくまで番組で紹介されていた作り方で、ネットでいろいろ検索してみると僕の完成品とはちょっと違う気もする。というわけで本場の岐阜で食べたいなと。これまでなら白川郷に行って蕎麦とか、高山ではラーメンや飛騨牛だったりを食べてきましたが、新たな楽しみが増えたわけです。こうやって走る目的ができるとバイクに乗っていてよかったと思いますね。いつでも気軽に行けるのが僕らの強みですから。今度、愛知県の祖母の家に行きがてら岐阜にも行ってみたいと思います。あ、でも愛知県の味噌煮込みうどんが僕的には一番おすすめ。「麺がカタい」なんて文句を言われることもありますが、まだ食べたことがない人は「どんなものか?」と好奇心を持ってぜひ食べてみてください。


■鶏ちゃんのたれ
・味噌、醤油、みりん(各大さじ1)
・酒(大さじ2)
・すりおろしにんにく(1かけ)
・すりおろし生姜(適量)
・砂糖(少々)
・ごま油(適量)
・豆板醤(小さじ1)
※2~3人前

イトウくん

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イトウくん

「人生最後の晩餐は何がいい」と聞かれたら、味噌煮込みうどんと正気で答える、愛知県出身ではないのに名古屋メシに熱狂する28歳。ロングツーリングといえば味噌煮込みうどんを目指す名古屋までが鉄板(あぁ名古屋に住みたい)。編集部内では年齢的に若手といわれているが、外見的には35歳前後といわれることもあり、焼き魚や煮物の食卓に心和む男にフレッシュ感は皆無。若いのかおっさんなのか微妙な年ごろである。

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