やっぱりリアルはいいのだ

学生のころは、自称ゲーマーとして、流行りのゲームはアーケード版から家庭版までそれなりに楽しんだ。しかし、社会人になって今の環境で働くようになってからは、ほとんどゲームに触れない生活を送っている。それは、忙しさもあるが、バイクというリアルな感動を与えてくれるアイテムがつねに身近にあるからではないかと最近は思う。五感を刺激される感動は、やはりなにものにも代え難いすばらしいものなのだ。

最近、取材先でエアガンで撃ち合うサバイバルゲームが盛り上がりを見せているという話を聞いた。なんでコール・オブ・デューティのようなインターネットを介して、世界中の人たちとオンラインで楽しめるシューティングゲームができる時代に、わざわざフィールドにまで出向いて撃ち合いするのかと思ったら、どうやらそれらオンラインゲームを楽しんでいる人たちがリアルな撃ち合いしたくて参加しているのだとか。さらにさまざまな環境が整ったのも、受け入れられている要因のようだ。ゲームを楽しむための専用のスペース(フィールド)も各地にできており、整備されたところには清潔なシャワールームなんかも完備されていて、まさにちょっとしたアミューズメント施設になっていて、遊びに来る女性も増えているとか。集まるときには、100人を超えるというから驚きである。

何が言いたいかいうと、いくらバーチャルが進化しても、リアルを求めるマインドはなくなっていないんだと安心したのだ(サバイバルゲームをリアルととらえることに反対意見も多いだろうけど…)。リアルな楽しさを提供してくれるバイクも、さすがに年間300万台の新車が売れた全盛期が再び訪れることはないけれど、30万台ちょっとまで落ち込んだ現状よりは、魅力がしっかりと伝わればよくなるんじゃないかなと…。というわけで、みなさんまわりの人たちにバイクの魅力をことあるごとにアピールしていこうではありませんか!

タロー

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タロー

自転車にはじまり、バイク・車と自分で運転できるモノに乗っているだけで喜びを感じてしまうアラフォー。初めてラジオで聴いたヴァン・ヘイレンの「ホワイ・キャント・ジス・ビー・ラブ」以来HR/HMにはまり、着る服はタイトなモノが多い。ただし楽器類はまるっきしダメ。最近脇腹についた肉におびえ、全盛期は昼飯に弁当2つは当たり前だったのが1つをビクビクしながら食べている気弱なオヤジ。

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