そもそも髪を伸ばしたのは双子の弟と見分けを付けられるようにするため。詳細はココでコラムを始めたときに書いてあるのでそちらを参照してもらえればと。
よく勘違いされるけど、僕の髪は天然だ。若かりしころから、整髪料をつけようと、まったく言うことを聞いてくれず、基本的に坊主ですごしていた。せいざいできることといえば、伸ばすだけ。今で髪を伸ばし始めて3回目。1度目は大学生のとき。理由はなんとなく。2度目はクレタに入ってから。仕事にかまけてつい切りにいかずに、気付けばもじゃもじゃ。3度目は…。
よく「すごいですね!? 結構パーマ代かかるでしょ?」と聞かれる。そのときは「いえ天然です、養殖じゃないんですよ」と答える。基本、伸ばしはすれど、何も手を加えず。色も変えたこともない。伸ばすor切る。それが今までのこだわりだった。
『た』というのは、その流儀が変わったから。たまたま「ストレートパーマをかけてみな? お金出してあげるから」という奇特な人が現れたのだ。40歳になって、少し自分を変えてみようと思っていたから(1月に参戦したフルマラソンもその一環)。
4月中旬。5時間の戦いを乗り越え、ストレート化完了! その日は美容師さんから「お風呂には入らないでくださいね」と。翌日、ものすご~~~く感動した。これまでクシがスムーズに通らないわ、髪が濡れるまで時間がかかるわ、乾かすのに時間がかかわるわ。ところがまっすぐになったことで、クシはスムーズに通るわ、髪がすぐ濡れて洗い始めるわ、すぐに乾くわ…。
正直、ストレートにしてよかったと思っているわけだが、すべてがいい方向に動いているわけではない。それは髪をとめるゴムヒモがすぐなくなってしまうこと。これまでは髪がもじゃもじゃしていたので、ゴムを軽く巻くだけでよかった。ところがまっすぐになって引っかかりがなくなり、バイクで走行中に飛んでいってしまうのだ。
6/24発売のタンデムスタイル『新車体感』で取りあげている、ヴェルシス-X250ABS&ツアラーの撮影の話。やたぐわぁと高速道路で2台がらみの撮影をしていたときのことだ。「ゴムが飛んでいって、ブワーってなった! スゴかった!!」と、停車したときにやたぐわぁにいわれたのである。ゴムがなくなるのは知っていたが、そんなにすごいことになっているとは…。
まぁ、自分にとってゴム代がかさむのが痛いだけであるが。
他人様をちょっとビックリさせることもあるが、おおむね満足はしている。が、ゴムが飛んでいく以外に悩んでいることがもうひとつある。それはココで使っているイラストだ。タンデムスタイルの編集をするようになった時点でチャンカメが描いてくれたんだけど、現在の僕と異なるわけだ。髪の毛まっすぐバージョンを作ってくれないかな?