先日のコラムではマンボ編集長がチョコレートについて書いていたので、ボクは大好きな柿の種についてちょっとつづってみたいと思う。(決してバレンタインデーでチョコをもらえなかったことの負け惜しみではないですよ!)
柿の種はご存じ、しょう油で甘辛く味付けされた三日月型のせんべい菓子で、米どころで有名な新潟県が発祥らしい。味のラインナップも豊富で、わさび味、チョコでコーティングされたモノ、最近流行りのラー油味なんてのも出ている。大きさはほとんどが2cm大。3~4cmくらいのビッグな柿の種も食べたことがあるけど、前者の方が一般的なのは、一番食べやすいサイズだからなんだろうな。(余談だけど『やめられない、止まらない』かっぱえびせんの大きさと形も計算されたモノなんだとか)。
皮むきされたピーナッツが一緒になっていると柿ピーやピー柿と呼ばれ、そのまま商品名にもなっているものもある。柿ピーのこのピーナッツが好きで、ピーナッツばかり食べてしまう人もいるようだけど、ボクはどちらかというと柿の種の方が好きで、中身すべて柿の種でもかまわない。柿の種の味を知った幼少期にはピーナッツが嫌いで残していたこともあった(落花生農家のみなさん、ごめんなさい)。
そんな柿ピーにまつわる都市伝説を聞いたことがある。「1袋に入っている柿の種2個に対してピーナツを1個ずつ食べるとぴったりなくなる」というもの。それを聞いたときに実際にやってみたのだけど忘れてしまったのでもう一度検証してみた。
結果は、
A社 柿の種256:ピーナッツ136
B社(わさび味)柿の種150:ピーナッツ118 (※破片はのぞく)
となり、大まかには2対1になるけど、ぴったりなくなることはない。他にもせんべいやピーナッツ1粒の大きさにも試行錯誤を加えているようで、完全な黄金比はメーカーも今もって模索中のようだ。スリムにしたり、太くしたり、時代や食べる地域の人の味覚にもよるから、かなり至難の業だろう。
ただ、柿の種がどのように変わったとしても、今後もボクの〆切りのお供ということは変わらないだろう。ちなみに他のスタッフもよく食べていて、〆切り前になると、静かな編集部にボリボリボリ…カタカタカタ…ボリボリ…という音が響きわたる。