ツブツブこわい(落語みたい…笑)

前回はマークの話でしたが、今回は合図、ブレーキ灯について書かせていただこうかと思います。

最近はすっかり主流のLEDランプですが、出て来た頃は単純に「明るいね」「きれいだね」と羨望のまなざしで見ていましたが、だんだんと普及していくにつれて「まぶしいなぁ」「前が見えない」と困ることも多くなり、最近では目や頭が痛くなることもあるという、ずいぶんと迷惑な存在になってきてしまいました(私だけ?)。

なぜこうなっちゃったかな…と考えてみると、ブレーキ灯ってずいぶん大きな面積ですよね。それでも中央が丸く光る…砲弾型というんですか、あのくらいならまだ(まぶしいですけど)なんとか耐えられます。でもあの大きなブレーキ灯が全面ビッシリとツブツブギラギラ光られてしまうと、もうそこから目線をはずして直視をさけるだけでは回避できないのです。手で覆ってよけるんですが、両側あるでしょ、上にもあるでしょ、こうなったら両手でふさぐか…って、危ないじゃないですか。ねぇ。

それに、ブレーキのかけ方も変化してきていますよね。昔はまだマニュアル車が多く走っていたので、ギアを落としてエンジンブレーキを利用する、つまりバイクと同じように減速している人が多かったと思うので、断続的にブレーキ灯が光っていたように思います。今はオートマ車が大半を占めますし、ドライブというより家庭の日常生活に使用しているので、家族にはメリハリレスな運転が好まれるでしょう。そのせいか、赤信号のずいぶんと前の地点からツブツブが連続的に輝き続けます。ワンボックスなど大きな車も多くなりましたよね、坂道や狭路、カーブなども、へんなところでツブツブが豪華に輝き続けるので、参ったな…とせめて車間距離を大きくあけて回避するわけです(そうするとこんどは後方からHIDがギラギラと寄ってくるのでこれもまた困りものですが…汗)。ブレーキを踏み続ける時間の長さに対して、あのブレーキ灯の面積って、どうなんだろうとちょっと考えてしまいます。

でも調べてみると実はツブツブギラギラ車って、こういう場合も多いんだとか…つまり「DIY」です。面積全部を光らせたいという人もいるようで、LEDを自分で追加して、ツブツブでビッシリ埋め尽くすそうです(ひ、ひぇぇ…恐)。で、そのときに光軸が狂っていると、後続ドライバーである私が悲鳴をあげる結果になるようです…なのでDIYのみなさん、ぜひ光軸は下向きでお願いします(涙)。でもなぁ…それにしても…あのブレーキ灯の大きさはどうなのかなぁ。いつぞやのアニメーションの光騒動みたいにならなきゃいいけど。

チャンカメ

written by

チャンカメ

タンスタ創刊号の〆切間際に入社した古株女子だが貫禄はまるでナシ。かわいい=へんなものについつい手が伸び、デスク周りは癒やし(?)小物だらけ、少々アク抜きの必要な40代。イラスト担当。愛車は現在Z250。乗るたびに ”最近のバイクはすごいな〜” と可愛さ倍増中☆

このコラムにあなたのコメントをどうぞ

この記事が気に入ったら
いいね!とフォローしよう

タンデムスタイルの最新の情報をお届けします