うらめし〜くはないよ、何もなければ…ね

雨、雨、と言っているうちにいつの間にかお盆が過ぎている。このまま秋にむかっていくのか、暑さがぶり返すのか、どちらにせよ、もう夏もおわりかぁ…。思えば毎年お盆の時期はすこし落ち着かない気分で過ごす。もちろん何事もなく過ぎる年がほとんどだが、たまにそうとは言い切れない年もあって、気が抜けないからである。ただ “この時期は…いるのが当たり前” というつもりでいると、ある程度のことは気にならなくなる。どこかで異音がしようとも、気配があろうとも、(ああそうだろうね)(帰ってきているんだろうね)と気にしなくなった。…のだが、ほかにもうひとつ「クセ」のようにしみついている行動がある。子供のころにやっていた「墓地を通るときに親指をかくす」である。しなきゃいいのだが、今までしていたものをいきなりしなくなって何かあったら…と思うと、うかつにやめられず、結果…未だに続けている。しかもいつのまにか気づくと親指に加えて人差し指もかくしているではないか。こ、これは…念には念を入れて、ということだろうか? 自分のことだけれどよく覚えていない。この行動、歩いているときなどはそれほど問題ないが、運転中だと少し大変だったりする。指をかくしてクルマだったらハンドルが、バイクだったらグリップが、にぎれて自然にみえるいいポジションというのがあるのだが、たまにずれると少し格好がギクシャクしてしまう。もし指をかくして乗っているところを誰かに気づかれたらちょっと恥ずかしいので、あくまでさりげなーくかくさねばならない。で結局バイクのときは人差し指はあきらめ(気持ち若干内側に…笑)、今は親指だけをかくしている。でもふしぎなのが、墓地でも(ここはいいか)という墓地と(ここはかくさなきゃ)という墓地があって、ホントにただなんとなくなんだけど、そういうのは自分の感にまかせているという曖昧さだが、今のところそれで何もないのでたぶんこれでいいのだろう。(なんで始めちゃったかな~こんなこと…)と思わなくもないが、まあいいや、何もなければそれでいいのだ。

チャンカメ

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チャンカメ

タンスタ創刊号の〆切間際に入社した古株女子だが貫禄はまるでナシ。かわいい=へんなものについつい手が伸び、デスク周りは癒やし(?)小物だらけ、少々アク抜きの必要な40代。イラスト担当。愛車は現在Z250。乗るたびに ”最近のバイクはすごいな〜” と可愛さ倍増中☆

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