なんだか今日は頭痛がします。
という文章を書こうとして、なぜだか「づつう」と入力してしまい、変換しようとしたら《「ずつう」の誤り》と表示されて。はいはい、そういやそうですね。ご指摘ありがとうございます。…という感じの今日。
せっかくここにネタが転がっていたので、今日のコラムは「言葉の間違え」についてでも書きましょうか。まぁボクは当然、国語学者ではないし、むしろ正しい言葉づかいなんてできるかどうかわからないヤツですが、知っている数少ない知識の中から、「間違えやすい言葉の例」を書きます。
「間違いやすい例」としてボクが思い浮かぶのは「的を得た」という言葉。「それは的を得た表現ですね」なんて話す人は多いですが、これは実は「的を射る」もしくは、「当を得る」が正しいわけです。そりゃぁ、確かにそうですよね、的は、射るもんです。的を得たって…ねぇ。「どうしようかなーこの的。誰か親戚に弓道やってる子でもいたかなぁ。ヤフオクとかで売れるもんだろうか…」と困ってしまいます。
「当を得る」という言葉はあまりメジャーではありませんが、ともかく「的を得る」という言葉は、両者が混じってしまった誤用のようです。カン違いしていた人、以後、ご注意を。
…というオチで締めようかと思っていたんですが、こういう誤用に関しても、パソコンは賢いわけですね。試しに「まとをえる」と入力して変換してみてください。《「当を得る/的を射る」の誤用》と一発で表示されます。なんかパソコンごときに指摘されるのがクヤシイので、「まとを」で一回区切って変換し、その後に「える」と続けようとしてもやっぱり、《「当を得る/的を射る」の誤用》と表示してくれます。
いやはや本当に…。人間のやることなんて何もかもお見通しですかパソコンさん。キミの言うことを聞いておけば間違いないってか。なんだかSF小説の巨匠・アイザック・アシモフみたいな世界だなぁと、そんなことを思った本日。