開発コンセプトに“オフロードのR1”を掲げ、08年にデビューしたWR250R。レーサーゆずりのアルミフレームや剛性の高い足まわりなど、ハイスペック仕様となっている。その性能は価格にも影響するが、水冷DOHC単気筒エンジンは歯切れのよいエキゾーストノートを出しながらアクセルを開ければレスポンスよく高回転まで回り、軽い車体と相まってグングン車体は加速してくれる。今回林道走行以外にも街乗りや高速道路、峠道を走行したのだが、どの場面でも快適のひと言。とくに一番その高性能さを体験できたのは高速道路。合流や追い越しをする際もストレスなく思ったとおりに加速してくれるし、車体が軽いのに安定性も高い。また、単気筒エンジンの振動もそこまで感じなかった。低速時のトルクも十分確保されているので、オンもオフも両方全力で楽しめる1台だ。
MACHINE DATA
- 年式
- ―年
- シート高
- 895㎜
- 全長×全幅×全高
- 2,190×810×1,235㎜
- 排気量
- 249㏄
- 車両重量
- 132㎏
RIDER DATA
- 身長
- 170㎝
- 体重
- 54㎏
CONTACT
- 問い合わせ先
- ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
- 電話番号
- 0120-090-819
- URL
- https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/
※記事の内容はNo.140(2013年11月22日)発売当時のものになります