日々の通勤からツーリングまで、フィールドは広い!
コンパクトなボディに107ccの空冷4ストロークエンジンを搭載するDio110。“365日×駆けろ×Dio110”のキャッチフレーズは、“通勤の足”として限られた場所を行き来するだけではもったいない、世界を広げるのは自分しだい!というようなメッセージが込められている。
総排気量51cc~125cc以下の第二種原動機付自転車(原付二種)に分類されるDio110は、50cc以下の原付一種とは異なり、法定速度は60km/h。タンデムもできるし(一部モデルを除く)二段階右折が不要となる。
わずらわしい規制がないことに加え、扱いやすいパワーはクルマの交通量が多い道でも十分にリードできる。低燃費性を掲げる実用性の高いバイクながら、ツーリングも十分に楽しめる頼もしい相棒なのだ。
DETAIL
RIDING POSITION & FOOT HOLD
●ライダー:身長178cm/体重78kg
シート形状のおかげで足つきはいい。車体はコンパクトに見えるけどステップボードの奥行きがあって、ポジションもゆったり構えることができた。ハンドルが近く感じるけど窮屈に感じることはなかった
●ライダー:身長178cm/体重78kg
ポジションがキツくなると思ったけど、前にずれることなくタンデマーを乗せることができた。後方からの圧迫感もなくソロのポジションと同じように操作可能
●タンデマー:身長164cm/体重50kg
意外とタンデムシートは広めの印象。大柄なライダーが乗ってもあまり窮屈には感じなかった。“つかみどころ”のキャリアが備わっているため、安心感も高い
SPECIFICATIONS
- 全長×全幅×全高
- 1,845×670×1,090mm
- 軸間距離
- 1,255mm
- シート高
- 755mm
- 車両重量
- 103kg
- エンジン型式・排気量
- 空冷4ストロークOHC 単気筒・107cm3
- 最高出力
- 6.2kW(8.4ps)/8,250rpm
- 最大トルク
- 8.7N・m(0.89kgf・m)/6,500rpm
- タンク容量
- 5.5L
- 価格
- 19万9,500円
- カラーバリエーション
- キャンディーアルジャブルー
キャンディールーシッドレッド
パールホワイト
ボスグレーメタリック
パールプロキオンブラック
STAFF’S IMPRESSION
見た目以上に懐深いです!
このクラスはどちらかというと50ccみたいなコンパクトボディという印象が強かったので、タンデムはちょっと厳しいのでは?という先入観があったけど、走ってみるとすぐに頼もしさに変わった。クイックとはいかないけど発進もスムーズだし、過不足ないパワーのおかげで低速の安定性も高く、よく走ってくれる。なによりボクの体格でも無理なく収まってサイズもちょうどいい。ちょっと体が大きくても安心してライディングが楽しめマス!
見た目以上に快適♪
もう最初に見たときは「ホントにタンデムできる…?」って思うくらいコンパクトに見えたんだけど、実際に乗り込んでみるとタンデムシートも広く取られていて快適そのもの。小回りも得意だし街中のストップ&ゴーもストレスフリー。なんといってもタンデマーに大柄なKJを乗せて走ったときの安定感の高さにはビックリしたな。最初はちょっと不安だったけど、一気に安心しました♪