年末年始のごあいさつ

1年間ありがとうございました。そして2012年もよろしくお願いします。

 

日ごろより、タンデムスタイルならびにwebタンデムをご愛読いただきまして、誠にありがとうございます。

2011年が終わり、新しい年がやって来ます(来ました)。
この時期には誰もが書くようなことかもしれませんが、
僕もタンデムスタイル編集長として、1年を振り返り、
新しい年に向けての思いなどを書いておこうと思いました。

12月発売号のタンデムスタイルを読んでもらえればわかりますが、
僕は11月に被災地へと行ってきました。
2011年は、とにもかくにも、震災の1年だったと思います。
しかもそれは2011年だけで終わったことではなくて、
おそらく何十年もかけて前に進んでいかなければならない問題。
また世界情勢に目を向けてみても、

ますます混沌とした空気が満ちています。
これからの日本には立ち向かわなければならないことが
山ほどあるということを、ヒシヒシと感じました。

タンデムスタイルは、「ビギナー」のためのバイク雑誌です。

年配になってからバイクに乗り始めた人も

もちろん読んでほしいと思いますが、
やはり僕は、「ビギナーとは若者である」と思っています。
震災以来、僕はそれまでよりもさらに強く、
「もっともっと、若者にバイクに乗ってほしい」
「そして、バイクに乗る若者たちを勇気づけてやりたい」
と思うようになりました。
僕はバイクと出会って、人生が大きく変わった。
バイクが教えてくれたことは、語り尽くせないほどにある。
これを、ぜひ若者たちにも教えてあげたい…と。

別に、「すべての若者はバイクで救われる」なんて

思っているわけではありません。
スポーツでもいい、音楽でもいい、
人を成長させてくれることは、世の中にたくさんあるでしょう。
しかしその一つとして、“バイク”というものは
確実に存在していると、僕は信じています。
バイクは間違いなく趣味のものですが、この趣味は、人の心に響きます。
バイクに乗る若者が増えれば、きっと日本は変わる。
僕はタンデムスタイルを作ることで、日本の役に立ちたい。
震災以来、そんな思いをより強くするようになりました。

2012年も、タンデムスタイルは明るく楽しい誌面でハシャギます。
おバカなことも、ムチャなこともします。
でも、それを読んでくれた若いヤツらが笑ってくれて、
バイクのことがもっと好きになって、
かけがえのない思い出をたくさん残してくれたら…。
僕らにとってこんなにうれしいことはありません。

「バイクで日本は変えられる」

そんな言葉を心のキーワードとして、
これからもタンデムスタイルは邁進します。
2012年も、タンデムスタイルをどうぞよろしくお願いいたします。

 


お知らせ

webタンデムは、2011年12月28日の更新で、一旦お休みに入ります。
新年は1月6日から、再び通常スケジュールでの更新となりますので
どうぞよろしくお願いいたします。

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