自由に組み合わせられることの喜び
文:吉田 朋
公道でバイクに乗るにあたって、なくてはならない装備がいくつかある。たとえば自車の存在を周囲にアピールし、夜間走行時の視認性をアップさせるヘッドライトはその代表だ。そしてミラーもその中に含まれる。車線変更時などにすばやく後方を確認するために不可欠なアイテムで、公道を走るバイクには基本的に左右にミラーがなければ公道を走ることはできない。ときどき右側のみにミラーを装着しているバイクを見かけるが、原付一種以外はNG。また、乗っている車両の年式によっては、サイズなどが決められていることも付記しておきたい(2005年1月1日以降に型式認定された車両および2007年1月1日以降に製造された車両)。
カスタムシーンではこのミラーを交換することで、後方視認をしやすくしたり、形状を変えることで個性をアピールするアイテムとして活用されている。多くはハンドルスイッチボックスの内側にミラーを取り付けるが、ここ数年で変化が生じているのにお気づきだろうか? ハンドル端部の“バーエンド”にミラーを取り付けるユーザーが増えているのだ。また一部海外メーカーの車両で純正採用されるケースも増えている。
このバーエンドミラーに興味がある人にオススメしたいのが、デイトナが取り扱うドイツのブランド“ハイサイダー”だ。日本ではブームになりつつあるバーエンドミラーだが、ヨーロッパではメジャーになっている。その本場の感性でデザインし、アルミを削り出したミラーボディとバーエンドの組み合わせなので、ドレスアップ効果が非常に高いのだ。しかも日本のミラーに関する新保安基準をクリアするモノがほとんど(先でも触れたが、年式によっては気にすることなく使えることも)。
加えて種類が多いのも特徴である。バーエンドとミラーがセットになっているタイプもあるが選択肢が4種類しかない。そこでオススメしたいのが、ミラーと汎用のバーエンドをかねたアダプターを別々に購入すること。ドレスアップカスタムでは、極力他人とかぶることは避けたいと思う人が多いだろう。別々に購入すれば、そのリスクを低減できるからだ。
取り付けもハンドル上にミラーをもってくるか、それともハンドル下にするかを選べる。それによって今までのバイクとは一味違った雰囲気を演出できるのもバーエンドミラーの魅力だ。
HiGHSiDER バーエンドミラーアダプター 製品一覧ページ
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