写真・文:吉田 朋
サドルバッグと組み合わせたい!という要望に応えたマフラー!!
デイトナはさまざまなパーツを扱う総合アフターパーツメーカーだが、主力はマシンの快適性を高めたり、ツーリングで役立つアイテムなど、ソフト系パーツを扱うイメージが強い。レブル250に対しても、そういったパーツを多数ラインナップしている。そんななか、ハード系パーツの代表格であるマフラーをリリースした。“なぜマフラーなのか”マフラーをメインに手がけるメーカーもレブル250に対応するアイテムをリリースするなか、あえて自社製品として送り出す理由を聞いてみた。
「レブル250ユーザーから“マフラーを交換したいが、サドルバッグと干渉しそうで踏み切れない”という声を聞いたのです。当社もレブル250用のサドルバッグサポートをリリースしていますし、サドルバッグを組み付けて積載量を上げつつ、同時にマフラー交換も楽しんでほしい。そこでサドルバッグと干渉しないマフラーを作ろうという流れになったのです」
ただし、こだわったのはサドルバッグと組み合わせられることだけではない。よりカッコよく、運動性能がプラスになること。加えてリプレイスマフラーならではのサウンドも楽しんでほしいという思いを込めて開発が進められた。それがここで紹介するスリップオンマフラーだ。
性能面を考えるなら、エキゾーストパイプも交換した方が有利。しかしそのぶん価格が上がってしまうというデメリットも。そこでリーズナブルな価格にすることを重視してスリップオンを選択した。ちなみに価格は5万7200円。その中でも純正より軽くしつつ(同社調べで純正比48%の軽量化を達成)、6,000rpm以上の吹け上りと出力性能の向上を達成したという。また存在感のあるエキゾーストノートとしつつも、排出ガス規制と騒音規制をクリアした政府認証品とし、安心して公道走行が楽しめるのもポイント。加えてアルミ削り出しのテールコーンを組み合わせることで、社外品としての存在感もアピール。マフラーを交換することで、さまざまなメリットが受けられるように仕上げているのだ。
なお写真のレブル250はLEDヘッドライトやアシストスリッパークラッチが導入された2020年モデルとなる。“2019年以前のオーナーは使えないの?”と心配する人もいるだろうが、そこは安心してほしい。2019年モデル以前のレブル250にも適合しているので、このマフラーを装着して公道走行していても違法にはならない。
サドルバッグと社外マフラーとの干渉を不安に感じ、マフラー交換をためらっていったレブル250オーナーにとって、このデイトナ製“スリップオンメガホンマフラー”のリリースはグッドニュースといえる。
メガホンタイプマフラー Rebel250 ブラックエンドメガホンタイプマフラー Rebel250 シルバーエンド
製品情報
- 製品名
- メガホンタイプマフラー Rebel250 ブラックエンド/シルバーエンド
- 価格
- 5万7,200円(税10%込)
- 重量
- 純正マフラー4.6㎏ ⇒ メガホンタイプマフラー2.4㎏
純正対比:約48%減 - 適合車種
- Rebel250(’17~’20)<MC49>
Rebel250 ABS(’17~’20)<MC49>
Rebel250 S Edition(’20)<MC49> - 騒音値
- 近接騒音測定値:91dB/4750rpm、加速騒音値:81dB
- 備考
- マフラー本体:スチール製マットブラック塗装、テールコーン:アルミ製アルマイト仕上げ
平成19年排ガス規制/平成22年騒音規制対応、政府認証マフラ-
マフラージョイントガスケット付属
CONTACT
- 問い合わせ先
- デイトナ
- 電話番号
- 0120-60-4955
- URL
- https://www.daytona.co.jp