スリムだけど温かい! 操作性を高めた防寒グリップ

操作性を取るか温かさ優先か?

冬季のライディングで一番困るのが指先の冷えだ。つねに走行風を受けて冷えていくため、よほど分厚い防寒グローブでもなければ寒気をシャットアウトするのが難しい場所でもある。しかし分厚いグローブでは操作性に難が生じかねないので、人によっては寒さを我慢してでも操作性のいい薄手のグローブを愛用するほど。

温かいのはいいけれどカッコよさも求めたいのに…

その対策として新聞配達の原付などで見られるハンドルガードは非常に有効だが、温かさとスマートさを天秤にかけざるを得ないのがこれまでの常識だった。ただ、今では各社からグリップヒーターがリリースされていて、各社ともに人気商品になっている。そういうパーツも活用したいところではあるが、一つだけ難点がある。どうしてもグリップ自体が太くなり、操作性が変わってしまう点。先に操作性うんぬんと触れたが、この操作性の変化を嫌う人が一定数いるのも事実なのだ。

新しいキジマのホットグリップは極限の薄さを実現!スリムだけど温かい!

そこでキジマはグリップがスリムになったグリップヒーターを開発。今回紹介するGH10がそれだ。実は前モデルとなるGH07で最小径を33㎜まで小さくし、通常のグリップと同等の握り心地を実現していたが、GH10は32㎜まで小径化。一般的なグリップと何ら変わらず使うことができる。エンド部分も通常のグリップ同様にフラットな形状とし、エンドキャップも目立たない仕様を追求している。もちろんオープンエンドタイプにも対応している。

 

アダプターを介してスロットルパイプを内蔵しているので、パイプからグリップを取り外し、さらに再装着という手間がなくなる。また巻き取りの選択でいろんな車種に適合可能だ
バーエンドの貫通・非貫通式のいずれにも使用可能で、貫通式も付属バーエンドキャップを使えばグリップ部を短縮できる。見た目は普通のグリップそのものだ

適合車種は幅広くグリップ長も2種用意

さらにGH10になって最大の改良点はスロットルパイプ一体式になった点だ。巻き取り部は車種に合わせて選択可能なので、より幅広い車種に簡単に装着できるようになった。またラインナップはグリップ長120㎜と130㎜の2タイプが用意されており、文字どおり原付からビッグバイクまで適合車種も豊富だ。

温度管理もIC制御これで冬場も安心だ

気になるのが温度管理だが、5段階調整でICによる制御も行なわれるので、ほどよい温度を維持しやすいうえ、高速切り替えも可能。それに全周が過熱されるので、手のひら以外が冷えてしまう、なんてことも避けられる。言われなければわからない自然なシルエットもまた魅力の一つ。まさに冬季のライディングにはうってつけのパーツなのだ。こういうパーツを有効活用して冬季を乗り切ろう!

 

スイッチ操作で温度は5段階に切り替え可能で、段階ごとにLEDで色表示される。直感的に温度管理しやすくなっているのだ。またスイッチがグリップと一体型なので見た目も非常にスマート
製品情報
製品名
グリップヒーター GH10 スイッチ一体タイプ
価格
1万7,600円(税10%込)

グリップヒーター GH10 120mm スイッチ一体タイプ 詳細はこちら

グリップヒーター GH10 130mm スイッチ一体タイプ 詳細はこちら

CONTACT

問い合わせ先
キジマ
電話番号
03-3897-2167
URL
https://www.kijima.info

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