文：舘岡重光

楽しいツーリングシーズンの中でも、ちょっと辛いのが夏。何と言っても「暑い」からだ。近年では初夏や梅雨の晴れ間でも、かなり気温が上がってしまう。そんな夏に注目したいツーリングアイテムと言えば“ライディングジャケット”だ。半袖やペラペラのシャツで乗っている人も見かけるが、これはかなり危険。しかも服のバタつきが疲労につながってしまう。決して良いことはないのだ。

 

安全性を考慮しつつ、涼しさを手に入れられるメッシュジャケットは必需品言えるだろう。ところが「価格が…」なんて尻込みをしてしまう人もいるのは事実。そこで、リーズナブルかつ機能性に優れたモーターヘッドの『エアブレイクジャケット』を紹介したい。

抜群の通気性と高い安全性を両立。手軽なプライスで手に入るメッシュジャケット

 

フルメッシュなので、走っている時の涼しさは万全。エアコンや扇風機のないバイクにとって、走行風を取り入れることが涼しさに直結する。着心地も軽やかで、快適なのだ。

 

そして何と言っても安全性の高さがうれしい。まずはプロテクション。肩、肘、背中にプロテクターを標準装備。しかも通気するメッシュプロテクターなのだから涼しさを確保してくれている。これだけでも驚くのだが、別売りの胸部プロテクターの装着にも対応している。身体に装着するタイプだと、ジャケットを脱いでさらに…と煩わしさをちょっと感じてしまう。その点、ジャケットに装着できれば一発で脱げるので手軽なのだ。しかもジャケットにはベルクロ装着方式で付けられる。さらに、反射素材も使用されているので、夜間の視認性が格段に向上しているのも見逃せないところだ。

 

シンプルなデザインで、カラーバリエーションも豊富。どんなバイクにもマッチするはずだ。その上で、価格は9,980円というから驚く他はない。まだメッシュジャケットを体感していない人には、ぜひとも試してみてほしいジャケットだ。

 

 

 

 

メッシュジャケットで涼しくツーリングを楽しんでいたら、天気が悪くなり…というのもよくあるシチュエーション。山などは気温差も大きく、天候も変わりやすいもの。雨はもちろんのこと、寒さ対策も「レインウエアで」という人も多い。ところがジャケットにレインウエアだとちょっとごわごわし過ぎてしまう。そこでウィンドブレーカー式のジャケットを常備しておくと便利だ。

気温・天候の変化に対応する、アウトドアスタイルのジャケット

透湿防水＆ウィンドストップ機能で、雨にも風にも強いのがうれしい

モーターヘッドのストームブレーカーは、ウィンドストップ機能に加えて透湿防水も備えている。しかも、ちょっと暑くなったらベンチレーションになるメッシュ前立を開けて調整ができるスグレモノだ。

 

反射素材とプロテクションの標準装備で安全性もかなり高い。そして何より角度によって見え方が変わるカモ柄を使用したデザイン性の高さがうれしい。オシャレに機能的なストームブレーカー。ツーリングの備えにおすすめだ。