“重い”という概念を排除したシステムヘルメットが登場
培った技術てんこ盛りのブランニューモデル
チンガードがフリップアップすることで、信号待ちの停車時などちょっとした合間にも、ラクに水分を摂れたりと利便性が高いシステムヘルメット。オープンフェイスタイプだと、チンガードがついていなくて不安というライダーも多く、根強い人気のあるカテゴリーである。ただ、チンガードがフリップアップする機構が付いているため、どうしても通常のフルフェイスタイプと比べると重さが気になり、結局は普通のフルフェイスもしくはオープンフェイスにしてしまったという人も少なくないはず。そんなシステムヘルメットのウィークポイントである重さ軽減にカブトがチャレンジしたのが、このRYUKI(リュウキ)だ。
初めて手に取った時、システムヘルメットを知る人なら、“あれっ? これシステムだっけ”と思うだろうし、知らない人は通常のフルフェイスとの差異を感じることはないだろう。何せ同社がラインナップしているシステムモノより100g以上軽いのだ。かぶった際の重量バランスもよく、チンガードがとくに重いという違和感もない。これはフリップアップした際も同じだ。また、チンガードを稼働させた時のフィーリングがスカスカしておらず、上げきった状態の時にはしっかりノッチによって固定されているのがわかって使用感がいい。いわゆる安っぽさがないのである。
チンガード先端のロックレバー、エアベンチレーションのカバー、インナーサンシェードを稼働させるレバー、いずれも厚手のグローブ着用時でも指に引っかかりやすい使い勝手のいい形状ながら、デザイン的に変に目立っていないのは、ユーザーにはうれしいポイントだろう。さらに、ウェイクスタビライザーやブルートゥースインカム取り付け用スペースといった、同社がこれまでに培ってきた快適性を高める機能が熟成されたうえで装備されていながら、価格は従来のラインナップされているモデルより抑えている点も注目に値する。まさにシステムヘルメットの常識を覆す新たな刺客が登場といっていいのかもしれない。
RYUKIのココがいい!
ヘルメット内の温度上昇を抑制
ブルートゥースインカム専用取付スペース
大型ブレスガードを採用
ほかにもライダーの快適性を高める装備が満載
ワンタッチのチンオープンシステム
インナーサンシェード
メガネ対応チークパッド
ウェイクスタビライザー
ウィンドシャッター
内装フル脱着システム
マイクロラチェットバックル
エアベンチレーション
製品情報
- 製品名
- RYUKI
- 価格
- 3万6,300円(税10%込)
- サイズ
- S、M、L、XL
- カラー
- シャィニーレッド・ホワイトメタリック・ブラックメタリック・フラットブラック・ミディアムグレー
CONTACT
- 問い合わせ先
- オージーケーカブト
- 電話番号
- 06-6747-8031
- URL
- https://www.ogkkabuto.co.jp