Uカナヤビレットレバー ‐ 操作しやすいレバーに交換して快適性アップ!

見た目だけでなく機能性を高める

量販店や道の駅の駐車場、はたまた高速道路のPAやSA、イベント会場などでレバーを交換しているマシンを見かける機会も多いだろう。多彩なラインナップが各メーカーからリリースされているが、性能には直結しないけど見た目が華やかになるドレスアップパーツ、と見なしている人も多いのではないだろうか。

しかし、レバーとはバイクに乗り続ける限り、ブレーキやクラッチを操作するために絶えず触り続ける機能パーツだ。なので操作のしやすさがレバーの性能といえるわけだが、純正レバーは万人向けで無難な長さや角度を採用する。そのため自分の好みや体格などに合わせて最適なレバーに交換すれば操作しやすくなるし、快適性をアップさせることにもつながるのだ。

では無数にあるラインナップからどんなモノを選べばいいのか。今回はUカナヤのビレットレバーを紹介したい。同社からは5タイプがラインナップに用意されている。それぞれ異なるコンセプトで設計されているが、今回は使用したライダーから高く評価されているツーリングタイプをオススメしたい。このツーリングタイプは他の4タイプが直線基調でデザインされているのに対し、指が触れる部分を緩やかな曲線としている。レバーに指をかけた際に余計な干渉を避けつつ、かつ力が逃げにくい形状にすることで、操作時にムダな力をかけずにすみ、ひいては疲労軽減に結び付けようとしているのだ。ツーリングを中心としたライダーにはもっとも適した製品だといえるだろう。なお、逆にもっと引っかかるようにして、瞬時の判断が動作に直結できるようにすることで操作性を向上させる、という考え方もあるので、レバー選びの際の参考にしていただきたい。

また、ツーリングタイプでは8色も用意されているアジャスターでレバー位置を6段階調整可能なので、ちょっと近く・ちょっと遠くといった細かいセッティングにも対応できるのもポイント。なおアジャスターだけではなくレバーも8色が用意され、全64種類のバリエーションを選択できるのも大きな魅力。人と違う見た目としつつ、あるいは車体色に合わせたコーディネイトを楽しみつつ、さらに操作性も改善できるようになるわけだ。ぜひ楽しみながらバイクをよりよくするよう、レバーにも注目していただきたい。