今や走行中の通話やナビ把握に欠かせない、インカムのナンバー1メーカー、サイン・ハウス
今ではツーリングからビジネスシーンに至るまで、なくてはならない存在となってきたブルートゥース接続式のインカム。ひと昔前の“大所帯のベテランツーリングクラブ員御用達の連絡ツール”といったイメージも根強いかもしれないが、今やソロライダーやビギナーにも、ライディング中のナビや音楽再生といった用途での使用率が高い。バイク用品としての注目度は高まる一方だ。10代のグループでも、お互いの会話用にと購入するケースも少なくないようだ。
そのインカム市場の中でトップシェアを占めるのがサイン・ハウスのB+COM(ビーコム)。ただ、春になってライダーになりたての人もいるだろうし、インカム事情に詳しくなければB+COMについて知らない人もいるだろう。B+COMとは、海外製パーツやアイテムを輸入・販売するサイン・ハウスが製造するインカムのブランド名で、高音質と簡単操作を重視した設計が特徴だ。フラッグシップモデルに『聴きトーク』というナビ&音楽再生とグループ会話を切り替え操作なしで可能な機能を持つB+COM SB6Xを展開中で、そのSB6Xとほぼ同等の性能ながらも価格を8000円弱も安く設定したB+COM ONE(以下、ONE)を2020年1月からリリースしている。この2機種がB+COMの主力製品として市場を席捲中だ。全国のバイク用品店や二輪通販サイトのみならず、現在はホンダドリームやカワサキプラザなどの車両メーカー正規取扱店の一部店舗でも取り扱いされており、バイクと一緒にインカムも購入しやすくなっている。
さて、SB6XとONEの違いは聴きトークの有無。手軽にグループインカム接続ができるB+LINKや、他社インカムとの接続もカンタンに行なえるB+COM独自のユバーサルインターコール・レシーブは、ONEにも備わっている。
またSB6Xに対応するサービスとしてスタートし、接続状況を視認したり全設定を操作可能なiPhone&アンドロイド用アプリB+COM Uにも対応。高音質と利便性をさらに追求することが可能だ。このB+COM Uは4月上旬にアップデートされ、サウンドやマイクボリュームの調整機能もアプリで簡単調整できるようになった。従来でも使いやすい内容だったがさらに利便性向上が期待できるので、B+COMを購入したらB+COM Uを活用して、より快適なバイクライフをすごしていただきたい。
B+COM Uで機能をスマートフォンで制御
B+COMシリーズに対応するAndroid/iOS対応アプリB+COM Uは、通信状態のモニタリングをはじめ、機器同士のペアリング設定を視覚的にわかりやすく設定できるといった5つの機能を搭載した便利アプリだ。今回のアップデートで、サウンドイコライザ機能“サウンドEQ設定”とマイクボリューム調整機能“B+LINKマイクゲイン設定”をはじめとする各種機能を追加。サウンドイコライザーはナチュラルな音声・音楽となり、デフォルト設定のオフ、全体的に音域を底上げするバランス、低音を強化する低音ブーストの3タイプを用意。マイクボリュームはデフォルトのレベル3、少し声が大きい人にオススメのレベル2、ヘルメットやマフラーなどで周辺ノイズなどが大きい場合に適したレベル1の、3段階調整がアプリで簡単設定可能だ。
CONTACT
- 問い合わせ先
- サインハウス
- 電話番号
- 03-5483-1711
- 住所
- 東京都世田谷区玉川田園調布2-9-14
- URL
- https://sygnhouse.jp/